木も鳥も なれて知りけむ いにしへは 及ばで歌を みるがおごりよ

昔の漢詩や和歌には本当にたくさんの動物や植物が出てくるし、それほどかつては自然の文物と接することも多かったのだ。それなのに、現代ではめっきり機会は減ってしまった。その断絶に、僕はどうしても嘆かざるを得ない。