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【第59回】2024年スタートの新NISA!初心者向け積み立てから上級者向け成長投資まで

こんにちは。副業サラリーマン兼投資家のたらしです。

2024年になると新NISAがスタートします。いろいろ情報収集を始めている人も多いかと思います。

年間投資限度額360万円、非課税期間恒久化となり、これまでのNISAに比べ利用しやすくなった新NISAのおすすめ投資法を、初心者の方にもわかりやすい方法ご紹介します。

手軽に始める!つみたて投資枠


新NISAにおける「つみたて投資枠」では年間120万円まで投資が可能です。毎月一定額を投資信託に投資し、長期運用を目指すつみたて投資の特徴やメリットを押さえて運用しましょう。利用する際には金融庁が定めた「つみたてNISA対象商品」の中から、信託報酬の低いものを選んで手軽にスタートを切りましょう。

とはいえ1500以上の投資信託から選ぶのは、なかなか初心者に難しいですよね。そこでズバリこれがおすすめというものはこちらを参考にしてください。

おすすめの投資信託

1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
全世界の株式に分散投資できる投資信託です。信託報酬は年0.05765%と低く、長期で運用するのに適しています。

2位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国の株式500銘柄に分散投資できる投資信託です。信託報酬は0.09372 %と低く、S&P500のパフォーマンスを追求できます。

3位:SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
米国の株式500銘柄に分散投資できる投資信託です。

新NISAを始めるならネット証券一択


スマホで気軽にはじめられます。

投資信託を始めようと考えている方の中に、銀行で投資信託を購入しようと考えている方もいるかもしれません。しかし、銀行で投資信託を購入するのは、手数料が高く、投資効率が悪いため、おすすめできません。

特に、楽天証券やSBI証券のようなネット証券では、手数料が大幅に安いため、初心者には特におすすめです。これらの証券会社では、投資に関する情報も豊富に提供されているので、初心者が投資を学ぶ上で非常に役立ちます。

銀行で販売されている投資信託は、販売手数料や信託報酬が比較的高く設定されています。一方、ネット証券で販売されている投資信託は、手数料が非常に低いため、長期的な投資に適しています。

販売手数料は、投資信託の種類や販売会社によって異なります。信託報酬は、投資信託の種類によって異なります。

例:
販売手数料1%
信託報酬年率0.5%の場合

100万円の投資信託を10年間保有した場合、販売手数料は10万円、信託報酬は5万円かかることになります。つまり、10年間で15万円ものコストがかかってしまうのです。

一方、ネット証券で販売されている投資信託は、販売手数料や信託報酬が低く設定されています。販売手数料が無料の投資信託も多く、信託報酬も年率0.2%程度(高い方です)のものが多くあります。

100万円の投資信託を10年間保有した場合、販売手数料は0円、信託報酬は2万円かかることになります。つまり、10年間で2万円のコストしかかからないのです。

銀行の場合どうしても人件費や店舗代のかかる銀行では手数料が高くなってしまいますが、ネット証券ならばこれらのコストを抑えられるため、お得に投資を始めることができます。

ポイント:経験者向け!成長投資枠で個別株投資

興味を持てば学ぶのも楽しくなります。

一方で、年間240万円の「成長投資枠」は、株式やETFなどの金融商品の投資を可能にします。この枠ではリスクを十分に理解し、分散投資を行うことでリスクヘッジを心がけましょう。高いリターンを目指せる成長投資枠は、投資経験や知識をもう一段階伸ばしたい方におすすめです。

ただ、絶対に個別株投資やETFに挑戦しなくても、上記でおすすめしたオルカンなどをコツコツと年間MAXの360万円積立ていくという方法もあります。

忙しい人は、その方法が一番気軽で成果がでやすいと思います。

他の方法としては、配当金がもらえる高配当株に挑戦するのもありですね。通常は配当金が出た場合、その額に約20%程度(正確には20.315%)の税金がかかります。

例:100万円の株式を保有していて、4%の配当がある場合

100✖️4%=4万円となります。この4万円に20%の税金がかかるので、3.2万円が手元に入ってくるということになります。

しかし、NISAを利用すればこの20%の税金がなくなりますので、4万円がそのまま手元にはいるわけです。

まとめ

新NISAをはじめる初心者の方は、まずはつみたて投資から始めて、投資の基本をしっかり身につけてから成長投資枠を利用するなど、ステップアップを図ってみましょう。

ポイント

  • つみたて投資は、コツコツ積み立てで資産形成

  • 成長投資は、リスクを理解し、しっかり分散投資

初心者向けの投資信託の選び方

つみたて投資を行う方向けに、信託報酬の低い投資信託を選ぶ、分散投資の重要性を心がけるなどの基本的なポイントを押さえ、資産をしっかりと育てましょう。投資信託の選定や、売買に際しては、全ての情報を吟味し、リスクを理解した上で行動しましょう。

自分で定期的に勉強することをお勧めします。もちろんこちらの記事を読み続けるだけで一般的な情報は網羅してますので、フォローして継続して読んでみてください。

投資信託をはじめるなら、おすすめの本も紹介しています。


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