マガジンのカバー画像

シナリオライターが伝える!最強のシナリオ術マガジン

16
シナリオライターによる“文章の書き方講座”です。 参考にした書籍も紹介しつつ、皆さんが明日から使えるような文章のテクニックの数々をご紹介致します。
運営しているクリエイター

#シナリオ

#5【シナリオ術】文章のオリジナリティは〇〇〇すると失われる!?不道徳を操り、”貴方だけ”の作品へと昇華する方法

序論:前回のおさらい 前回の記事では、シナリオを書く上では「正しい文法」や「語彙力」よりも、 「オリジナリティ」が大事だということを説明させて頂きました。 ①「正しい文章」▶︎情報を正しく、適切に相手に伝える役割 ②「面白い文章」▶︎感動や新しい考え方を相手に伝える役割 このように大きく分けて2パターンの文章が存在する、ということを、 ラーメンの例を用いて説明させて頂きました。 では、オリジナリティを出すにはどうすればいいの? その疑問についてお答えします。 ↑こちら

#4【シナリオ術】「正しい文法を知らないと執筆出来ない」は間違いです!もっと大事なコトがあります。

序論:「正しい文章」と「面白い文章」「物語を描く前に、文法を学ぶ必要がある」 「まずはたくさんの語彙を学んでから物語を書かなくちゃ」 そう思われている方も多いのではないでしょうか? かくいう私も、そのように思う時期がありました。 もちろん、正しい文法を学んで文章を書くことや。 多くの表現に触れて語彙力を伸ばすことも、表現活動の上で大事な要素です。 しかし、それ以上にもっと大事なもの。 それは”オリジナリティ”です。 学校の宿題で書いた作文や、会社で作った資料の文章。

#3【シナリオ術】ワープロ時代のシナリオライターと比較。「現代ライター」の”センスの磨き方“について考えた。

先日、「あなたも書けるシナリオ術/三宅直子」という本を読みました。 というのも先日投稿した“シナリオ術”の記事が好評だったので、 自分自身の勉強としても、noteの記事としても有意義だと思ったからです。 そして数ページをめくって、ビックリしたのです。 「書きたい人が年々増えている…それには二つの理由があるのではないか。 一つは、ワープロの普及。」 わ、ワープロ!? 急いで裏表紙を見てみると、初版の発行が「1998年」となっておりました。 どうやら僕が3歳の頃に書かれた

#2【シナリオ術】あなたは「物語に必須の3要素」を知っていますか?意外と忘れがちなあの“基礎テクニック”とは。【ライター必見】

こんにちは! シナリオライターの民奈涼介です。 以前に作成した「リトマス法」の記事が好評だったので、 今回は【物語に必須の3要素】についてお伝えしたいと思います。 こんなの当たり前じゃん?と思うような 普遍的な内容ですが、結構忘れられがちなので 再確認の意味も込めて読んでもらえると幸いです。 今回はその初回ということで、一つ目について詳しく説明します! それでは、早速いきましょう! シナリオに必須な要素「#1 テーマ」「テーマ」とは、物語の作者が読者・視聴者など受け

#1【シナリオ術】シナリオを書くのが一瞬で上手くなる「リトマス法」とは…?【ライター必見】

こんにちは! 民奈涼介です。 今日は「シナリオの基礎技術」という新井一さんの著書を読んでいた時に、 これはスゲェや… と思った、とっておきの方法を知ったので皆さんと共有したいと思います! 今回はなんと、自作のイラスト付きで紹介してるので、 理解出来ること間違いなし!それでは早速行きましょう! リトマス法=人や物を与えて、感情を読者に伝えること。ここで、著作を引用させて頂きます。 (Amazonへのリンクを貼ったので、気になった方は買って読んでください。今回紹介するの