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3月12日と13日に第2回Minecraftワークショップを開催しました。
昨年も実施したMinecraftワークショップは、コロナ感染拡大防止のためにハイブリッド開催しましたが、今年は現地にプロマインクラフターのタツナミシュウイチさんをお招きして実施することが出来ました。

町内の25人の小学4〜6年生がMinecraftのマルチプレイで、「願いを叶える未来の多良木町」を2日間かけて制作しました。

昨年も実施しましたMinecraftワークショップ。
今年は地域の大人でMinecraftワークショップを指導アシスタントしてもらう方々を募集しました。
4名の方が参加していただき、Minecraftの基礎から学んでもらって、当日のワークショップまでアシスタントしてもらいました。

そして、ワークショップ。
「願いを叶える未来の多良木町をつくる」をテーマに「1.多良木町にある”現在の町並み”をつくる」「2.未来の建物を町に加える」「3.願いを叶える未来の多々良木町を発表する」という3つのセクションで実施。

ワークショップ初日はの中では、単に作るのではなくMakecodeを使ってどう効率よく作るか、リアリティのある”現在の多良木町」を再現するかなどをグループになって作りました。

(ワークショップ初日画像)

二日目は、初日に作った現在の町並みに子どもたちが思い描く「未来の多良木町」に必要な施設をワールド上に創造していきました。
タツナミシュウイチさんが、グループに入ったり、子どもたちの質問に対してMakecodeを使ってアイデアアドバイスしていただきました。

(ワークショップ二日目画像)

最後の時間で、子どもたちがそれぞれ創造した施設を発表しました。
二日間を通じて、子どもたちが多良木町に欲しい施設とその思いを共有してくれました。
SDGzを考えた仕組みや町の至る場所へ一瞬で移動できるテレポーテーションなど、たくさんのクリエイティブなアイデアがありました。

今回、Minecraftを使った子どもたちへの取り組みは、地域全体で子どもたちの興味関心があるものについて、単にゲームと位置づけるのではなく、日常やっていることやどういうことが起きているか、ゲームも一つのツールとして捉え、そこから教育への展開もあるということを感じることが出来たと思います。
もちろん、子どもたちも楽しみながら、インターネットを使って多良木町を再確認したり、自分たちが欲しいと思った施設がどんな理由でほしいと思ったのかという再認識(深堀り)し、その施設がどういう作りで機能性があったほうが多良木町にとって、自分たちにとって良いものかを考え、Minecraftのワールドの中に再現することが出来たと思います。

私達は、これからのニューノーマルな時代を歩んでいくにあたって、地方でもこれから必要となる、クリエイティブな発想とそれを具現化していくための手段を、地域の方々と一緒に体現して行きたいと思います。


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