見出し画像

激変する自動車産業、日本は取り残される?

自動車産業が劇的に変わりつつあります。

特に中国市場での変化は目を見張るものがあり、2024年7月、中国でのEV販売比率が51%を超えたのです。もはや電気自動車が主流に。BEVが28%、PHEVが23%。これって、凄くないですか?

そして中国メーカーの勢いが、もう止まりません。
高性能EVを次々と発表していて、2025年までに10種類以上もの新型車が登場するんですね。例えば、ファーウェイのStelatoブランドが出したS9。全長5,160mm、全幅1,987mmという堂々たる体格で、高級車の仲間入りを果たしています。

でも、ここがすごい。欧州の高級車なら2,500〜3,000万円するところを、800〜1,000万円程度で買う事が出来るのです。3分の1以下! しかも性能は引けを取らない。これ、日本の自動車メーカーにとっては脅威以外の何物でもありませんよね。

自動運転技術でも、中国は世界の最先端を走っています。レベル3以上の自動運転機能が当たり前になりつつあるんです。テスラは、今年の10月10日にAIロボタクシーを中国で発表するそうです。これって、まさに未来が今、目の前に来ているってことじゃないでしょうか。

一方、日本はどうでしょう。
確かに北米では日本のハイブリッド車が好調です。
でも、利益率は日本市場の5分の1程度だそうです。これって、本当に喜んでいいことなんでしょうか?

私たちは今、100年に一度の大変革期の真っ只中にいるんです。テスラは約14万個もの高性能GPUを使って自動運転技術を開発しています。1個440万円もするGPUを! これは単なる「クルマ」じゃありません。走るコンピューターかと。

日本の自動車産業は、この波に乗り遅れていないでしょうか? 今こそ、私たち一人一人が真剣に考える時なんです。このままでは、世界の潮流に取り残されてしまうかもしれません。

でも、まだ希望はあるはずです。日本の技術力、精密さは世界でも有数。今こそ、その力を新しい時代に向けて発揮すべき時です。

変化を恐れず、むしろ積極的に受け入れる。そんな姿勢が、日本の自動車産業、日本の未来を明るくする気がします。

私たちにできることは、きっとあるはずですから。​​​​​​​​​​​​​​​​

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?