tarafuku

裏側に光を当て、互いに思考を刺激出来たら嬉しいです。

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最近の記事

46.7℃の壁 植物が語る終末のシナリオ

台風10号は上陸後、あっという間に熱帯低気圧へと変わっていくという予報が出ています。少しだけホッとする瞬間ですが、南方に広がる大きな雲の塊が、またもや不安を掻き立てるのです。どうにも落ち着かない気持ちです。 最近の気候変動の数字を見ると、胸が締め付けられます。世界気象機関(WMO)の報告によると、2023年の世界平均気温は観測史上最高を記録し、産業革命前と比べて約1.45℃も上昇したそうです。この数字、小さく感じるかもしれませんが、地球全体で見れば驚くべき変化なのです。

    • 100人に1人の勇気 〜 私たちの中に眠る正義の種

      朝もやの立ち込める中、私は今日も、パソコンに向かい、黙々とキーボードを叩いている。 40年近く、自分のルーツである「日本人」という不思議な生き物の生態を観察し続けてきた。その目に映る光景は、時に心躍るものであり、また時に深いため息を誘うものでもあります。 皆さん、こんな質問を投げかけられたらどう答えますか?「あなたは正義や公正さを支持しますか?」きっと多くの方が「もちろん」と即答するでしょう。 でも、本当にそうなのか、考えてみる必要がありそうです。 最近、あるニュースが私

      • 変わりゆく季節、変わらない私たち

        今月は、太陽がじりじりと照りつける月だった。 8月も後半だが、まだしばらくはこの暑さが続きそうだ。 庭の木々も、そろそろ雨が恋しくなってきているかもしれない。 今年は、例年ならお盆を過ぎてから鳴き始めるツクツクボウシが、8月の初めからその声を響かせていた。そして、お盆が過ぎるころには、我が家の庭からセミの声が消えてしまった。季節の歩みが、いつの間にか半月ほど前倒しになっているように感じる。 エアコンの効いた部屋から外を眺めると、アスファルトが反射する強烈な光が目に飛び込

        • 日本の医療事情:進歩と謎の綱引き

          今日は日本の医療事情について。 mRNAワクチン:自己増殖する未来のお薬?それとも暴走列車?2023年11月28日、NHKニュースが世界初のmRNA自己増殖ワクチンの日本での承認を報じました。 でも、ちょっと待って。「自己増殖」って聞くと、なんだか映画「ターミネーター」の世界感が頭をよぎりませんか? 実は、この革新的な技術に対して、医療識者が警鐘を鳴らしています。 「体内でワクチンが勝手に増えちゃう?それって大丈夫なの?」という素朴な疑問。私たちも一緒に考えていく必要があ

        46.7℃の壁 植物が語る終末のシナリオ

          79年経った"無条件降伏"、日本人のメンタリティーが変わらない?

          83年前の愚かな戦争から早や79年。 8月15日は「無条件降伏記念日」。 でも、日本経済新聞ではそんなことにわずか34面の片隅しか割いていないなんて、ほんと日本人って反省ってできないですね(苦笑)。 人は反省した分だけ成長できるものですから、日本人は凋落しちゃったって事? 金融広報委員会のデータを見ると、日本人の貯蓄はさっぱりです。 単身世帯の平均貯蓄額は、20代で121万円、30代で594万円、でもなぜか中央値は20代が9万円、30代が100万円しかない。 親ガチャで大

          79年経った"無条件降伏"、日本人のメンタリティーが変わらない?

          激変する自動車産業、日本は取り残される?

          自動車産業が劇的に変わりつつあります。 特に中国市場での変化は目を見張るものがあり、2024年7月、中国でのEV販売比率が51%を超えたのです。もはや電気自動車が主流に。BEVが28%、PHEVが23%。これって、凄くないですか? そして中国メーカーの勢いが、もう止まりません。 高性能EVを次々と発表していて、2025年までに10種類以上もの新型車が登場するんですね。例えば、ファーウェイのStelatoブランドが出したS9。全長5,160mm、全幅1,987mmという堂々

          激変する自動車産業、日本は取り残される?

          38位の現実と1位の可能性 〜風鈴囁く日本再生

          風鈴の音に耳を澄ませながら、ふと思い出した。 先日目にした、ある興味深い調査結果のことを。 スイスの由緒正しい学び舎、国際経営開発研究所が毎年発表する世界競争力ランキング。今年の日本の順位は、なんと67カ国中38位。過去最低だという。 中国は14位、お隣の韓国は20位。 これを見て、私は思わずため息をついてしまった。 日本という国は、不思議な国だ。 法律やルールを守ることに関しては世界一真面目な国民性を持ちながら、その真面目さゆえに身動きが取れなくなっている。 特に企業

          38位の現実と1位の可能性 〜風鈴囁く日本再生

          "もし"の歴史と"いま"の責任

          窓の外は夏の陽射しが眩しい。風鈴の音色に耳を傾けながら、ふと、今日が終戦記念日だということに思い至った。79年前のこの日、日本は長い戦争に終止符を打った。 私たちはよく「立場が変われば見え方も変わる」なんて言うけれど、本当にそうなのかしら。善悪の判断すら、立ち位置によって真逆になってしまうものなのだろうか。 ここ最近、長崎の平和式典をめぐる騒動が気になっている。イスラエルを招かないという長崎市の判断。それに対する各国の反応。複雑な思いが胸をよぎる。 2023年10月7日

          "もし"の歴史と"いま"の責任

          セーヌ川で泳いだ勇者たち

          パリ五輪が終わりましたね。 今回の目玉となったセーヌ川での競技。 パリのシンボルとも言えるこの川で、 選手たちが優雅に泳ぐ姿は確かに絵になりました。 セーヌ川での水泳競技を見て、「えっ、あの川で泳ぐの?」と驚いた方も多かったのではないでしょうか。パリの象徴的な川でのレースは確かに画期的でしたが、同時に波紋も呼びました。 実は、セーヌ川での水泳は1923年から禁止されていたそうです。 何世紀もの間、この川は洗濯物の汚れ、人間の排泄物、中世の肉屋が投げ捨てた動物の部位などの集

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          自給率10%!?おにぎり握って考える

          こんにちは。 少し重たい話題かもしれませんが、私たちの住む地球と、 愛する日本の未来について、一緒に考えてみませんか? 最近、気候変動に関する驚くべきニュースを目にしました。 2070年までに、なんと35億人もの人々が、 極端な暑さの影響を受ける可能性があるそうです。 これは私たちの子や孫の世代に、直接影響を与える問題かもしれません。 日本は四季折々の美しい自然に恵まれた国です。 でも同時に、地震や台風など、自然災害と隣り合わせの暮らしでもあります。 私たち日本人は、自然

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          違和感を出発点に

          はじめまして。 このnoteは、日常生活や仕事の中で感じる「違和感」をテーマにしています。 社会やビジネスの中で、多くの人が当たり前のように受け入れていることに、 実は深刻な問題が潜んでいることがあると感じています。 このnoteでは感じたことや考えたことを共有し、 皆さんと一緒に「今できること」を考えていけたら嬉しいです。

          違和感を出発点に