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東洋医学を知ろう!【気】について

こんにちは、T先生です!
今回のテーマは
【東洋医学の基礎『気』について】です。

東洋医学における「気(き)」は、
生命エネルギーまたは生体エネルギーとして理解されています。気は、万物の根源的なエネルギーであり、私たちの身体や心、自然界に存在しています。東洋医学では、気のバランスと流れが健康や疾病に影響を与えると考えられており、気の調整や調和が治療や予防に重要な要素とされています。
気の特徴は、以下のように捉えることができます。


  1. 気の源:気は、私たちの身体の中で生成され、自然界からも取り入れることができます。気の主な源は、呼吸によって吸い込んだ空気と飲食物です。また、東洋医学では「先天の気」と「後天の気」という二つのタイプの気が存在すると考えられています。先天の気は生まれながらに持っている気であり、後天の気は日々の生活や環境から得られる気です。

  2. 気の循環:気は体内を通って流れており、経絡(けいらく)と呼ばれるエネルギーパスウェイを通じて全身に広がっています。経絡は、特定の臓器や組織と関連しており、気の流れが滞ったり乱れたりすると健康問題が発生すると考えられています。鍼灸や指圧などの東洋医学の治療法は、気の流れを整えることによってバランスを取り戻すことを目指しています。

  3. 気の質:気は個人によって質が異なると考えられています。気の質は、強い・弱い、温かい・冷たい、滞りやすい・流れやすいなどの特性を持ちます。体質や気候、季節によっても気の質は変化するとされています。東洋医学では、個人の気の質を考慮し、バランスを整える治療法や生活指導が行われます。

  4. 気の乱れと疾病:気のバランスが乱れると、身体や心の不調が生じると考えられています。気の不足や過剰、気の滞り、気の乱れなどが起こると、疲労感、消化不良、睡眠障害、イライラ感、頭痛、痛み、免疫力の低下などさまざまな症状が現れることがあります。また、気の乱れは病気の原因となることもあります。東洋医学では、気の調整や調和を通じて気の乱れを修正し、健康を回復させることが目指されています。

  5. 東洋医学では、気の乱れを改善するためのさまざまなアプローチがあります。鍼灸療法では、経絡やツボを刺激することで気の流れを整えます。漢方薬では、体質や症状に合わせた薬剤を使用して気のバランスを調整します。また、東洋医学では食事や運動、呼吸法、瞑想などの生活習慣も気の調整に重要な役割を果たすと考えられています。


上記のことが東洋医学の基礎となる【気】です。
ではオススメのツボを紹介します。
三陰交(さんいんこう):内くるぶしの上方、すね骨の内側にあるツボで、気の調整や血液循環の改善に効果があります。
合谷(ごうこく):親指の付け根と人差し指の付け根のくぼみにあるツボで、気を鎮める効果があります。
気海(きかい):おへそから指4本分下にあるツボで、気の滞りやストレスの緩和に効果があります。
膻中(たんちゅう):胸骨の中央にあるくぼみにあるツボで、気を補い、心の安定に効果があります。
足三里(あしさんり):ひざの外側、膝のお皿をオッケーマークを作ったときに中指くらいにあたるところ。気の流れを活性化させ、疲労回復に効果があります。

以上が効果的なツボです。
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