見出し画像

激楽パスタ

パスタというのはとにかく楽さが必要である。如何に調理をすることなく茹で上がった瞬間にソースぶっ掛けて食えるか否か。とりあえず2週間ほどパスタのみ食い続け、その中で最高に楽なレシピに辿り着いた。冷蔵庫に置いてある物という個人的な縛りの中でも最高傑作な気がする。

・トマトバジルの瓶詰
・コンソメ
・ツナ缶
・白だし
・醤油
・マヨネーズ

冷蔵庫に無い人はとにかく買え。栄養や健康への影響は多分良く無い。とりあえずトマトバジルの瓶詰に固形コンソメを複数投入する事で、激濃うま味ソースにして一回辺りの消費量を抑えるのがコツである。味さえ濃ければ安く済むという思想も伴っているので、如何にケチりながら美味さを引き出せるかのバトルにもなっている。

ツナ缶は白だしと醤油に漬けにして保存しておくことにより激グルタミンタネとして進化を遂げる。こちらも味濃度を高めて使う量を抑えることが可能である。しかし身体に良さそうな気配は無い。

和洋のうま味成分をぶち込みパスタを茹でたら漬けツナとトマトソースをぶっかけることにより、最速で美味いにたどり着く事ができる。お好みでマヨネーズを添加することにより、味変も可能となるが、上品な貧乏感を損ねるかもしれないので、ニュアンスぐらいの量が丁度いい。

とにかく濃ゆく作ることにより、一回あたりの使用量を極限まで減らして節約を図ることもできる。パスタはアマゾンで5kgぐらいの雑な奴を買えば最高にコストパフォーマンスを実感できる。

届いた瞬間俺はイタリア人!というメンタルになれると同時に、外国の人は日本人が米をキロ単位で仕入れていることをちょっと引いてるんだろなという感覚を擬似体験できる。量が多いというのはとにかく愉快な気持ちになれるし、こいつと生きていく!という覚悟も出来て謎にバカでかい袋に愛着も湧いていく。米も美味いがパスタも主食化する事は容易である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?