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PJCS2023予選抜け構築を徹底解説!画竜点睛ペリへイラ【R1791 38位 30-9】

おはおはニャオハ!たっぴーです。

前回の記事はポケモンのゲームのほうでは初の有料記事のチャレンジながらも、たくさんの購読を頂いて嬉しかったです。ありがとうございました。

ありがたいことに、構築について詳細を知りたい!とのお声をたくさん頂きました。海外の方からもDMで多くの方から聞かれて驚きでした。
そのため、今回は構築の解説記事を執筆することにしました。

特に公開していない@2について知りたい!という方が多かったのですが、基本の4体(ペリッパー、カジリガメ、へイラッシャ、シャリタツ)についてもかなり意識して調整したため、それらについても重視して頂ければなと思っています。

上記のチームを配信でも使って調整していましたが、適当に雨を降らせて振り回しているだけでは上位帯では勝てなかったのもありますし、基本となるメンツだからこそ納得できるワザ構成や配分を徹底的に追求しました。
上位帯でのメタに対応するために、パオジアンとカイリューを抜いて違うポケモンにしています。


また、読者の方にはこの構築を使ってぜひ第3回PJCSの予選抜けを実現してもらいたいなと思っています。そのため、今回の記事はPJCS予選で勝ちたい方をターゲットにフォーカスして書いていきます。

無料部分で配分やワザ構成などに触れている方が安心して購読して頂けるかなと思いますが、
一方で多くの方に内容がバレてしまうと厳しいとも思いますし、

情報の価値を高めるためて購読して頂く人が気持ちよく買って頂けるために、今回は無料部分での構築の詳細についての記載は敢えて行わないことにしています。ポケモン対戦においての情報は非常にセンシティブですからね。
そのため、価格設定も前回の方針とは変えています。→PJCSが終わったため980円から通常記事と同じ500円に戻しました。

こういった事情から、仲の良い知り合いと意見交換をするのですらお互いに気を遣わないといけないところがあって難しいのです…。

このあと無料部分で細々と書いてありますが、ぜひ読んだ上でご購読頂けると嬉しいです。前回の記事を購読して頂いて雰囲気が掴めて、いますぐに内容が気になる!
という方は、即購読して頂いても問題ないかとは思います。

予選抜けして欲しい!という意図をより高めるため、今回は購読して頂けた方に抽選で1名にパーティ6匹の貸出という特典を付与させて頂きます。
テラピース問題的に育成するのは大変ですし、それが2ROMともなると困りますし、輸送の手間もありますからね…。ぼく自身必死になって育成して、サブロムへの輸送も情報をバラさないと信頼できる方にお手伝いして頂きました。

「個体をあげる」だとポケモンを活用した商法というところにひっかかってしまいそうなので、あくまで貸出ということにします。この取り組みについてもチャレンジです。どうなるのでしょうか。
なにせレンタルチームは公開してランクマッチで使えるようにはするものの、公式大会では実物がないと使えないですからね…。
期限は5/3(水)21:00までとさせて頂きます。
note内のメッセージで連絡してTwitterのDMでやりとりさせて頂きます。

ある程度は無料部分に記載することで信頼度を担保できれば良いとも思っていますが、自分が知る範囲で全貌を記載するので安心して頂ければなと思います。

足りない部分・気になる箇所についても質問頂ければお答えできる範囲で追記させて頂きます。

ぼくが書く記事の内容の質については、ポケモンカードの記事にはなりますが有料で100部以上購読頂けた以下の記事で雰囲気を掴んで頂ければ嬉しいです。


自己紹介と有料記事のあり方

自己紹介

以下のnoteにまとめました。
ざっくりまとめると、世界大会に4回出場、ゲームとカードで世界大会に出場経験のある両刀プレイヤーです。

ぼくのこれまでのポケモンカード経験で、トップメタを避けて独自の構築で何度も世界大会まで勝ち上がりました。
トップメタはメタられるぐらいには強い、メタられることに意味があるという言われ方もされますが、多種多様のアプローチをかいくぐるというのは、クローズドBO1で行われるポケモンではプレイングで解決するのは果てしなく難しいことで、ほとんど噛み合いの運でしかないと思っています。

そのため、別ベクトルから環境へアプローチすることに関しては自信があり、今回も雨へイラッシャにて実践できたことを大変嬉しく思っています。

有料記事のあり方

前回の記事の無料部分に書いてありますので、興味があればご覧ください。

また今回は、「魚の釣り方を教える」よりも「魚を与える」がメインになります。
なにせ、魚の釣り方を知っても1週間では本戦までには間に合わない可能性がありますからね。
とはいえ魚の釣り方を知っておくのも大事です。
書かれていることから前提の思考を汲み取る意識ができれば、より理解が深まると思います。


有料部分の内容について

有料部分では以下のような内容についての記載・特典があります。

・詳細な構築経緯
・技構成と配分の意図
・有名な相手への選出と立ち回り
・レンタルチームのコード
・抽選によるパーティ6匹の貸出

構築経緯や取り組むための思考については以下の記事にも記載しているので、こちらと合わせて読んで頂けるとより理解が深まると思います。

価格設定について

前回の思考の記事は500円で、ありがたいことに多くの方に購読して頂けました。
今回も同じ500円にしようかなと思っていましたが、より情報の価値を高めること、構築の内容や考え方に情報の価値が高いと思えることから、980円とさせて頂きます。
こちらへの収益は手数料でなんと10%引かれてしまうのですが、貴重なGWに1日缶詰になってこの記事を書いた際のご褒美ラーメン1杯ぶんだと思って頂ければと思います。

考え方の記事と同じ値段ともなると流石に違うなともなりましたし、780円とかにするのも考えましたが、自分の意図としては価格を上げて情報の価値を高めたほうが読者にとっても良いだろうということで強気の価格設定とさせて頂きました。

流石に1500円とか2000円とかにするとぶっ叩かれそうなのでやめました。
これでも色々と言われるのも怖いですがこれもチャレンジです。
付加価値としてのレンタルサービスもどういう反応になるか楽しみです。

大会直前に1日あたり10時間近く取り組んだ考察の本気度合いは目次の長さからも伝わると思います。その構築を2ROMとも持ち込む判断に至った自信度、これまでの大会実績や記事の質から判断して頂ければなと思います。

何より周りがどうこうはそこまで気にしすぎず、
書き手の自分は
やりたいからやってみる
書きたいことを頑張って書く
読み手は
中身が気になって買ってもらう

ってだけでいいとも思ってはいます。

前回記事からの引用

なぜ公開するのか

いやいや、公開するからにはもう賞味期限切れなんでしょ?
とか、
お金稼ぎをするための理由付けなんでしょ?
とか色々思うかも知れませんが、これには4つの理由があります。


本戦で使おうと隠したかったが、自分自身がさらなる構築を探究していきたいから

ツイートでも配信でも頑なに公開しなかったのは、本戦でも使いたかったのが理由です。

ぼくは7年ぶりのポケモン競技復帰でブランクがありますが、それでもたくさん努力して言語化もできるようになって結果も付いてきました。
ただそれでも長年続けていて世界大会に出ている強者達と戦いを繰り広げて450→64の枠に入るのは簡単ではないと思っていて、対面で頑張って勝とうとするよりかは初見殺しや誘いハメができる構築を使いたいといまでも思っています。
ちなみにこういった思考すら公開するのもはばかられるぐらいにはポケモンはセンシティブなゲームです。TNも公開してしまいましたし…。


冷静に考えて、22-3とか19-0で予選抜けを果たしている強者、意味わからなくないですか??
努力のたまものかなとはもちろん思っていますが、ぼくもぼくなりにできる限りの努力をし続けているので、一体何を食べたらそうなれるんだ…って感じです。

ぼくもへイラッシャ構築を使い続けて得意にまでなってきましたが、プレイングの比重が高くないへイラッシャに今後も甘えてしまうと、プレイヤー自身の成長がとどまってしまい、ポケモン考察を楽しめなくなってしまいそうだなと危惧しています
そういったモチベーションの低下がパフォーマンスの低下につながったのは第1回PJCSで感じたので、そうならないような環境作りを意識的に行いたく、公開することでその未練を断ち切りたいという想いがあります。

もちろん有料記事というところで金銭の動きもありますが、こうした部分が自分の中では一番です。それに値する情報を提供することで、お互いwin-winだなとも思っています。
ポケモンで小遣い稼ぎで~みたいな話だとかどうのこうのありますが、ぼくは自分自身の探究心を燃やして人生を楽しむことに対して本気です。この言葉に嘘偽りはありません。


実際、WCS2016で5-3であと1勝でday1で破れてしまったのがとても悔しく、いまでもその取り組み方などに後悔しています。それを払拭するべく自分自身に勝つために取り組んでいるところがあります。

また、今や有名プレイヤーのじーんに手取り足取り教えてもらっていたのが情けなかったという想いがあります。
そんな彼と正面からぶつかれる舞台がポケモンにはあり、幸いにして予選を抜けることができたので、そこで成長した自分を見せてやる!ぐらいの気持ちでやっています。

実際いまは強者が公開しているスタン構築を使って必至に勉強させていただいているところです。
いまの課題として、「スタンダード構築を使う際に、相手視点ではどう見えているのか」というところまで知る必要がありますが、あまりの経験値と練度の差に打ちひしがれています。
ゲームテンポが遅くなればなるほど択が増え、それらを正確にこなせるプレイヤー達と戦っていくとなると、細かな択の差もやがてひっくり返される、これを痛感しています。
レギュAからヤミラミ+ソウブレイズに始まりビビヨン+ソウブレイズ、オーロンゲ+コノヨザルといった、受け気味な構築を使いながら常に最先端を征く、"シャルナーク"ことゆずさんがそれを証明しているのは言わずもがなです。
要素があまりに複雑すぎて途方もない道だなと思い絶望しています。

その様子は前回の配信を見て頂ければわかるので、気になったら見てみてください。


この構築に需要があると感じたから

海外の方から配信でコメントで構築のことを頂いてちぐはぐな英語で答えたり、中身が気になる!とのDMを多数頂いていたりなど、思った以上に反応があり驚きました。

前回の記事では構築記事ではなくて考え方の記事で、具体的な構築のことは書きませんでした。
一応冒頭にて「構築記事というよりかは取り組みや考え方の言語化の記事です」と説明はしたつもりでしたが、
知り合いからDMで「購入を検討しているのですが、@2の内容は書かれていますか?」と聞かれ、わかりにくかったかもしれないと気づくことができました。ありがとうございました。

ただそういった反応に対してそれぞれに対応するのも大変ですし、頑張って考えてきた構築や考え方をタダで教えるのもなんだかなと思ったため、この有料記事という場で公開させて頂きます。

重要な本戦で使うかもしれないとずっと悩んでいましたが、公開するのであれば予選前のいまがベストだと感じました。
本日(4/30)であればランクマ最終日ということで予選抜けを果たしているレベルの強者が本気で高順位を狙いに来るため、本番想定で試すにも絶好の場だと思います。

大会前には配信が減って構築を隠しがちになるのが申し訳ないと感じたから

ぼくの配信はただ対戦するってよりも、考察を中心に対戦に移行するという形の一風変わった配信です。
ありがたいことに定期的に見て頂ける方が増えてきたのですが、どうしても情報が大事なゲームなのもありますし、知り合いと通話する頻度も増えますし、集中して取り組みたいとなった時に、大会前の配信が減ってしまいます…。そうやってガチで試行錯誤しているところが見ていて一番面白いはずなのに、終わった後に話すだけだとなんだかもったいないなと感じて、そういった思考もまとめて知っていただきたいという思いがあります。

また、ぼくのようなオタク配信を覗きにきてくれて参考にしていただいている方はぜひとも予選抜けをしてもらいたいなとも思って、どういう前提の思考だったのかをことばで話すよりも体系的にまとめたものを伝えたいからです。

一緒に調整した知り合いが使わなくなったから

記事を書くか書かないかの転換点としてはここが大きいです。
プレイングを煮詰めるため、更に変わっていくかもしれない環境を見据えて、他の構築に着手しだしたようでした。

いやいや、その人が他の構築を使うというのであれば、もう賞味期限切れなんじゃないの?実は弱いんじゃないの?と思うかもしれませんが、

その人は情報収集に対して窓内でも随一の熱量がある人で、最近はぼくや窓メンバーからのアプローチによってプレイングや言語化が著しく成長し、この日までにこれぐらいのまとめをする、どういう方針で取り組むなどの言語化をしているのを見て本気度合いが伝わってきました。

そのため、プレイングに依存しないような押し付け構築を必ずしも使わなくて良いよねってなってきたところがあります。

実際第2回予選の段階でもなみのりへイラッシャ自体は一部にはバレていたと思っていますし、そんな中でも細部のアプローチで一歩先を行き、勝つことができました。
何よりバレていても強い、それが役割集中の強みです。詳細は記事内で記載します。

バレていても強い基軸と、誘いハメ

これが予選を抜ける2つのカギだと思っています。

本番一週間前から使っても予選抜けを果たせるポテンシャルがあると言えるのか


次に気になるであろう部分「本番一週間前から使っても予選抜けを果たせるポテンシャルがあると言えるのか」については3つの理由があります。

この構築を2日で調整して仕上げて予選抜けをできたから

以下は前回の有料記事に記載した"調整方法"の文章です。

特に今回は雨パの専門家のnofaceさんに全面的に監修を受けてました。彼の雨パへの熱意、言語化力・思考力を知りたい方はぜひ記事を読んでみてください。
百聞は一見にしかずです。


まず周知されている部分としては、基本軸が「雨を降らせてへイラッシャでなみのりをする」ことと、「カジリガメで上からいわなだれを打つ」なのでプレイングがあまり必要ありません。

「読み」というのは相手に依存したもので安定しないです。
予選は強者からカジュアルなプレイヤーまで参戦している中で、第2回予選からは強者が公開した6匹を用いて戦うプレイヤーが非常に多いと判断しました。
そのため、パーティを見てもどれぐらいの強さのプレイヤーかを把握できずに苦戦すると考えていました。
実際に同じようなパーティに多く遭遇しましたが、同じパーティでも選出や立ち回りが全然違っていて、強い人のパーティを真似しただけじゃ勝てないんだなというのも肌で実感しました。

そのため、予選では「全対応」をするよりも「押し付ける」ほうが強いと考えました。これは前回の記事にも記載しています。

そして、有名な並びに対しては選出と立ち回りを決めています。
思考停止のプレイングで勝てたらこれまで苦労してないよ!!と思うかもしれませんが、「本番で」思考しないで勝てることが理想だと思います。言語化できているのであれば理解できている証拠ですからね。

本番では1ターンのうち45秒の中で次の行動は5~10秒で決まり、それ以外の相手の思考や細かい見落としの確認、あるいは深呼吸して冷静になるために時間を割くことができ、より安定して戦えたのも大きいです。

ぼくの大好きなワタル先生のマンガ「カードゲームうさぎ」の外伝「鷲崎伝」の一コマhttps://twitter.com/urwataru/status/1417318781953536001/photo/4


これもあって緊張してミスりやすい本番でもミスらずに戦えたと思っています。そういった部分も参考にして頂けるかなと思っています。

ポケモンは自分の考えが正解か分からない事が多く、やればやるだけ悩むゲームなので、言語化でスッキリさせることは理解を深めるのはもちろんのこと、精神衛生上にも良いです。


へイラッシャ入り構築はプレイングよりも事前知識の重要度が高いから

へイラッシャ構築はプレイングよりも構築の比重が大きいです。そのため、構築の完成度と結果が顕著に現れます。

代表的なのは最もへイラッシャが活躍していたAレギュでのペンギンさんとキヌガワさんのレート1位達成時の構築でしょう。

当時最多勢力だったへイラッシャ相手にマスカーニャの「どくびし」を使うことで、
ミラーマッチにおいて圧倒的に差を付けられた
当時は合体へイラッシャに対しては「あくび」へイラッシャを用いるのがトレンドで、合体に依存しないで戦えるような汎用的なメンツで固められていた

ありがたいことに最近ではこうした節目には強者のレンタルチームが公開され、ワザ構成やテラスタルはもちろん、配分まで知ることができてありがたい時代になりました。
記事文化も徐々に増えてきて、強い人の情報を知るためには強い人と仲良くなる必要があり、そのためには強くなって注目されないといけないというジレンマのあった時代も変わりつつあると思います。
e-sportsということばが世間になじんで、競技意識が強まってきた昨今であれば尚更ですね。
その情報を知る手段としての有料記事については賛否両論あるところですが、両サイドの意見を聞くのが面白いなと思い、日々参考にさせていただいています。

ですが、同じ構築を使っていても、使い方が微妙にわからず苦戦することも多いと思います。
今回は使いやすい構成×わかりやすい解説で、安心して使って頂けるようにチューニングしています。
以下にこれまで執筆したへイラッシャ入りの記事を3つ掲載しておきます。無料で読めるので、今回の記事を買う上で参考にして頂ければ嬉しいです。

ぼく自身SVが始まってからは基本的にへイラッシャ系の構築を使っていて、練度も自信もあったため、ペンギンさんとキヌガワさんに思考も構築も結果も上を行かれたことがとても悔しかったです。
そりゃこれだけの強者であれば当然でしょう…と思うかも知れませんが、それぐらいにはへイラッシャを使ってきて強さを熟知しているつもりです。

実際にこれまでに3回参加したオフライン大会ではすべてへイラッシャ入り構築を使用していて、
てるるんチャレンジオフライン#3 ベスト16
第1回えるオフ ベスト4
てるるんチャレンジオフライン#4 ベスト8

と、全ての大会で予選抜けを果たしています。


誘いハメをできるから

パーティをザッと見て、多くの方はまずテツノツツミが無理だと思うでしょう。フリーズドライで4体とも弱点を突かれてしまいます。

このパーティには、テツノツツミなど苦手な要素に対しての誘いハメができるアプローチをふんだんに盛り込んでいます。
テツノツツミが流行る中で30勝9敗、75%超えの勝率を担保できたのもこれが最大の要因です。
また、構築の細部を伝えてはいない知り合いも偶然同じ雨へイラッシャを使っていたのですが、リバティノートさんなどを確認したところ第2回予選で雨へイラッシャで予選抜けをしたのはおそらくぼくだけで、このアプローチが非常に活きたと自信を持って言えます。

プレイヤーが認知していない部分にアプローチをすることでのイージーウィンは非常に強力です。
スタンダードで強いパーティを使っていても、テラスタルや持ち物の噛み合い、急所などで負けることもありますし、これだけ競技意識が強まってきた昨今で強いパーティも公開されている中、75%以上勝つのは至難の業です。

昨今では世界中のパーティを見ることができるようになりました。
このような誘いハメは海外ではオープンシートBO3が多く通用しにくいかもしれませんが、逆に言うと海外からはそういった類のアプローチは出てこないため、ますますこういった情報は貴重と言えます。


雨へイラッシャとは


EUICで上位入賞していたパーティ


「パーティについて何も知らないけど、とにかく勝てる構築が欲しい!」という方向けにも、簡単に基盤の動き(一般的に周知されている部分)について解説します。

基本選出

先発:ペリッパー+へイラッシャ or ペリッパー+カジリガメ
後発:シャリタツ+カジリガメ  or シャリタツ+へイラッシャ


・ペリッパー+へイラッシャの場合
まもる+ぼうふうなどで削るか即合体
合体して雨下での「なみのり」を打つ
へイラッシャが倒されたあとはカジリガメでスイープする

・ペリッパー+カジリガメの場合
すいすいで素早さが上がったカジリガメで「たきのぼり」や「いわなだれ」を打って崩し、へイラッシャの「なみのり」でスイープする

これだけです。
・わかりやすくてプレイングミスをしづらい
・へイラッシャの合体択の押し付け
・苦手な水タイプや草タイプに対してもテラスタルをして対処
・上から攻撃することでひるみや急所の期待値

ざっくりとまとめただけでこれだけの強みがあります。
また、やわな水対策ポケモンであれば、合体へイラッシャの2倍の攻撃に雨補正も含めて半減でゴリ押すことができます。
これで対策できるであろうというポケモンをゴリ押しにでも突破してしまえば、残りのポケモンは水に弱いことが多いのでそのまま勝ち切ることができます。これが役割集中です。

よくあるへイラッシャ対策

一方でへイラッシャ対策は認知が進んでいます。

コータスやモロバレルで「クリアスモッグ」を使う
テツノツツミで「フリーズドライ」を打つ
ウインディやギャラドスで「いかく」を入れる
パオジアンやヤミカラス、イルカマンで「くろいきり」を使う
ルガルガンやタイカイデンで「がむしゃら」を使う
へイラッシャを倒しながらシャリタツをそのターン中に攻撃できるようにする(=着地狩り)
など対策は多岐に渡ります。

Aレギュではニンフィアやイエッサンによる「ものまねハーブ」+「スキルスワップ」もいましたね。

雨を妨害してくるという点では、コータス、ユキノオー、バンギラスなどの天候書き換えポケモンも厄介です。

原型の雨寿司には何が足りないのか?


といったところでここまで8000字ほどと長くなってしまいましたが、いよいよ本編です。
共感、賛同頂いたり、興味のある方は購読して頂ければ嬉しいです。
めっちゃ頑張って考察した内容をめっちゃ頑張って書いているので、何卒よろしくお願いします。

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