タレントやアーティストは評価にどう向き合うべき?プレッシャーとの付き合い方
こんにちは!
芸能に特化したメンタルサポートサービスTAP(ティーエーピー)です。
タレントやアーティストなどの実演家のみなさまは、監督、演出家、スポンサー、プロデューサー、ディレクター、キャスティングディレクター、レッスンの講師、事務所の社長やマネージャー、共演者、メディア、SNS、ファンなど、さまざまな角度から常に評価を受けているといっても過言ではありません。
良い評価を得られると嬉しいものですが、時には「評価を落とせない」というプレッシャーを感じることもあるのではないでしょうか。思わしくない評価があったとしても、受け止め、向き合っていく必要があります。
評価が次の仕事へと直接つながっていくことが多い分、評価をどう受け止めるのか、その評価に対してどのように対処していくのかは、本来の自分の良さを見失なわずに活動していくうえで大変重要なポイントとなるのではないでしょうか。そこで今回は、評価の受け止め方やその対処方法についてお伝えしていきたいと思います。
ネガティビティバイアスに注意する
「素敵だった!」「感動した!」と多くの良い評価をもらっても、たった一つの悪い評価やコメントに気持ちが落ち込むことがあります。
これは「ネガティビティバイアス」と呼ばれ、人間がポジティブな情報よりもネガティブな情報に注目しやすい性質によるものです。この性質が働くと、冷静に考えれば大きく捉えなくても良いことに過剰に反応してしまうことがあります。
評価に失望した時は、「ネガティビティバイアスの影響を受けていないか?」と振り返ることで冷静さを取り戻す手助けとなります。
事実と受け止め方を分けて考える
評価を受けた際に、その「事実」と「受け止め方」を分けて考えることが重要です。同じ評価でも、ポジティブに受け止める人もいれば、ネガティブに受け止める人もいます。
疲れやストレスがあるとネガティブに捉えがちなので、評価を受けた際には「事実」と「自分の受け止め方」を分けてみると良いでしょう。
▶事実と受け止め方を書き出す
評価を受けた時、「事実」と「受け止め方」を書き出してみると、気持ちが整理されやすくなります。
例えば、
事実:「〇〇さんから『今回の仕事はいまいちだった』と言われた」
受け止め方:
「オーディションから必死に頑張った仕事だったので、悲しい」
「そんなことを言われる筋合いはないと腹が立った」
「やっぱり自分はダメなんだ」と落ち込んだ
頭の中で考えていると、つい堂々巡りになりますが、書き出してみることで冷静に見つめ直すことができます。
▶別の見方を追加してみる
ネガティブな気分が続く場合は、「別の見方」を追加して考えてみましょう。
別の見方:
「〇〇さんは何かあってイライラしていたのかもしれない」
「前の仕事の評判が良かったから、今回はそれに比べていまいちと言ったのかもしれない」
「単に〇〇さんの好みではなかっただけかもしれない」
など別の視点を持つことで、ネガティブな感情が和らぎます。
▶ 受け止め方の癖に気付く
何度かこの方法を試してみると、自分の「受け止め方の癖」に気付くことができます。例えば、「自分は他人と比較されると落ち込みやすい」「批判されるとカッとなりやすい」などです。
自分の癖を把握することで、次に同じような状況が訪れた時に早めに対処できるようになります。
まとめ
今回は、評価の受け止め方とその対処方法について紹介しました。評価には事実無根のものや理不尽なものも含まれているかもしれません。適切な評価かどうか気になった時は、信頼できる人に相談することも大切です。
また、気にする必要がない評価については、気分転換をして受け流すことも必要です。
どうしても言われた言葉が頭から離れない・・なんていう時は、ひとりで抱えず、専門家を頼ることもおススメです。
TAPでは表舞台に立つ方のサポート経験豊富な専門のカウンセラー(臨床心理士 / 公認心理師)が秘密を守りながら話をお聞きしますので、安心してお話しいただけます。
TAPはLINE公式アカウントからご利用いただけます👇
■芸能に特化したメンタルサポートサービスTAPとは
「TAP」は、厳しい競争と高いプレッシャーが日常的に存在するエンタテインメント業界で働く方々に向けて、心理面のサポートを提供するために2023年7月に正式に提供が開始され、現在までに200件以上のご相談をいただいております。
【TAPの4つの特徴】
芸能特有のストレスや悩みを相談できる
芸能関係者や表舞台に立つ方のサポート経験豊富なTAPサポーターが、専門的な知識と経験で芸能特有のお悩みに対応します。
パフォーマンス上の心理的な課題も相談できる
実力発揮やモチベーション等、創作・パフォーマンスの心理面についての課題にも専門的に対応いたします。
誰にも知られずに相談できる
TAPサポーターには守秘義務があり、相談内容が外部に漏れる心配はありません。
オンライン対応でどこからでも相談できる
自宅や好きな場所から柔軟にサポートを受けられます。全国どこからでもご利用可能。
【TAPサービスサイト】
▼個人のお客様向け
https://tap.anchorages.jp/
▼法人のお客様向け
https://tap-company.anchorages.jp/