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『ターシャ・テュ―ダーの言葉 最終章 最期のときを見つめて』を読み終えて#284

以前、『ターシャ・テュ―ダーの言葉 思うとおりに歩めばいいのよ』に触れて書いたことがありました。

今回は、私にとってターシャ・テュ―ダー2冊目の本になる『ターシャ・テュ―ダーの言葉 最終章 最期のときを見つめて』を読み終えまして、書いてみようと思います。お付き合いいただけましたら幸いですm(__)m。

2008年6月に、ターシャは92歳でこの世を去っています。
以前の本と同じように、ターシャが生前家族に語った言葉の数々が写真とともに収録された本でした。

その中に、書き留めておきたい文章がありました。それは、本の最後にあった息子・セスの書いた文章「母、ターシャ・テュ―ダーのいない日々」の一文です。

~小さい命を見ていると、生のふしぎ、いのちの美しさを思い、未来や可能性に目が向く。世の中が少しでも良くなるようにと願わずにはいられない。母がバーモントに移り住んだ時から庭づくりを手伝ってきたマージョリーは、庭だけでなく、絵や人形作り、マリオネットを母から教わり、受け継いでいる。孫達も、伝統を守り、自然を大切にし、生きていることを楽しむ生き方、考え方を、母から学んで受け継いでいる。わたし達も静かな山の中で母と同じような暮らしをしているが、これからも、母の作品やこうした母の生き方や考え方を守り、広める活動を続けていくつもりだ。それで世の中が少しでも良くなれば、と願いつつ……。

『ターシャ・テュ―ダーの言葉 最終章 最期のときを見つめて』 
(食野雅子訳・メディアファクトリー発行)より

ターシャは、何を遺して逝ったのか…

私は1冊目を読んだ時点では、言葉にはできませんでした。ただ「好きだな~」「いいな~」と感じただけでした。が、この文章により、はっきりと伝わってきたように思います。

モノではなく、生き方や考え方を子供たちに、孫たちに、そして作品を通して多くの人に伝えていたターシャ・テュ―ダーであったから、私は「好きだな~」「いいな~」と思ったのだナ、と言葉で認識することが出来ました。

生きていることを楽しむ生き方

『ターシャ・テュ―ダーの言葉 最終章 最期のときを見つめて』より

希死念慮と闘う日々を過ごしてきた私。
その日々を脱して、ただ「生きる」に目を向け始めていましたが、今度は「生きていることを楽しむ生き方」にジャンプアップさせていきたいナ。
そう思えるターシャ・テュ―ダーの言葉の数々……そんな本でした。

これって、つまり霊性ってことなのかな…と思える現象が、本を読み終えると同時に起きています。続きを書ける日がくることを願いつつ……
今回はここまでとさせていただきますm(__)m


今年最後の記事になるでしょうか…
noteを始めて1年と少し。2回目の新年を迎えようとしてしています。
読んで下さる方がいらっしゃることが、何よりの励みになっているのだと思います。心から、感謝申し上げます。ありがとうございます。

皆様、どうぞ良い年をお迎えください。
素敵な1年となりますように…


最後までお読みいただきましてありがとうございましたm(__)m




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