カムイが宿る道東をまっしぐら。(最長片道切符の旅2日目)
こんにちは。最長片道切符の旅2日目です。この日は旭川から始まり、北海道の屋根、層雲峡を観光して北見まで行きました。まずは、旭川を出発するところからです。
新旭川から
昨日、降り立った新旭川駅まで快活クラブから歩いて25分ほど。とぼとぼ朝の街を歩きます。
ということで、本日の最初の列車に乗ろう。
この駅で乗った老夫婦のおじいさんの方に「君は乗り鉄か」と尋ねられて、「まあ、そんなとこです」と答えたら「じゃあ、どっかで会ってるかもな」とキュンとしたことを言われましたが、どうせこのような風貌の乗り鉄は全国にどこにでもいるだろう、と思いました。
上川まち探索
上川からは数少なく運行されている道北バスに乗って、層雲峡を訪れたいと思います。と、その前に、バスの待ち時間が1時間以上あるので、上川の街を歩いてみました。
ここも静かな街でした。バスに乗り込みましょう。層雲峡温泉まで片道22km890円です。
柱状節理に囲まれて
バスは途中まで普通の道を走っていましたが、トンネルを抜けた瞬間、車窓の様子が一変し、突如、霧に包まれた山肌が目の前に現れます。
なんだかとんでもないところに来てしまったなぁと、周りの景色に圧倒されながらバスを降りました。ここからは歩いて銀河の滝や流星の滝を見に行きます。
なんてところに来てしまったんだぁ、と慄いていては観光できないので、道を調べて歩き始めます。いやぁ、でもものすごい迫力ですね。何万年もかけて石狩川が削り続けて完成した地形なんでしょう。川の浸食力は恐ろしささえ感じます。日本にもグランドキャニオンに引けを取らないような観光地があったんですね。
流れ星のような滝
層雲峡を代表する景勝地・銀河の滝と流星の滝。いざ、目の前にすると、首を動かさないと上まで見通せない高さから落ちてくる水に飲み込まれそうになります。
日本にもこんなところがあったのか、とため息が出てしまいます。ここからさらに夏季限定で運行されているバスに乗って、奥地に進みます。
川の流れにただただ圧倒され続ける光景です。
やはり北海道は凄いところでした。
石北本線でさらに東へ
上川駅に戻ってきたら、特別快速きたみに乗車して、北見まで行きます。今日は北見でおしまい。網走まで行ってもよかったのですが、民宿ランプが全部埋まっていたので、再び本日も北見の快活です。
北見に到着。ここらへんの区間は網走に集められた囚人労働によって建設されたとされています。分岐器がある箇所では、雪で凍って動かなくなることを防ぐためにスノーシェッドがありました。
層雲峡に圧倒された日。明日は北見からスタートです。
稚内から436.7km / 肥前山口まで10523.8km
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