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旅のゴール、最後の駅。(最長片道切符の旅27日目)

こんにちは、8月の27日、今日は、ついにゴールの日です。1日のスタートは大村線の竹松という駅から。なんだか、ゴール目前という感じは、不思議としてきません。いつもどおりの朝でした。

駅の近く。夜明け。
竹松駅。

229本目 竹松6:05発 普通 佐世保行き 220D

何語かわからない言語で、大声で会話が繰り広げられていた。
大村線の車窓は、陸側が新幹線の高架橋で、
海側は美しい大村湾の眺め。
がたんごとん。
彼杵駅。
南風崎駅。
ハウステンボス駅。

早岐駅にてお乗り換え。ここからは、特急みどりでは、停車駅で肥前山口の1駅手前である武雄温泉駅まで普通列車で行きます。

230本目 早岐6:51発 普通 鳥栖行き 2924M

永尾駅。
武雄温泉駅。
来月開業の西九州新幹線の発着駅。
急ピッチで駅前広場の整備が進む。
未開のホーム。
この駅から、最後、1駅だけ特急を使います。
「肥前山口」と印字された切符を記念に手に入れるためです。

231本目 武雄温泉7:51発 特急みどり4号 博多行き 4004M

最終走者。
ついに。
着いた。
「旅情」。
あっというまの1カ月でした。
稚内で特急サロベツに乗り込んだのが、つい昨日のようです。
206個の下車印と無効印。
下車印と押した全ての駅で思い出があります。

この駅は、来月、駅の名前が「肥前山口」駅から「江北」駅に変更されます。これを踏まえて、駅構内には、肥前山口との別れを惜しむ心のこもった掲示がされていました。

この駅に到着してから、抱いた感想としては、やはり「この夏に、この旅ができて、本当によかった」ということです。駅の名前が変わり、西九州新幹線により、旅のルートも変わってしまう前に、この旅が完遂できたことで、長年愛されてきた、稚内スタートで肥前山口ゴールの最長片道切符の旅を自分なりに楽しむことができたということが、他の何にも代えることができない思い出になったのだと思います。

ひとまずは、27日間続いた、この旅の長きにわたるnoteをお楽しみいただきありがとうございました!

次回、この旅の総括をして、最長片道切符の写真旅シリーズの幕を閉じようと思います。

稚内から10960.5km / 肥前山口まで0km



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