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ただいま本州、青森のねぶたを見たり。(最長片道切符の旅7日目)

こんにちは。最長片道切符の旅7日目は、ついに北海道から離れ、本州に突入します。というか、北海道でゆっくりしすぎたので、本州もびゅんびゅん行きたいところですが、今日は早速、寄り道です。

函館から新幹線で青森を通過し、盛岡まで行った後、再び青森に戻ってくる1日となりました。

初の新幹線乗車

1日は五稜郭駅から始まります。まずは、新幹線発着駅でもあり、最長片道切符のルートにもなっている、新函館北斗駅に向かうとします。

ハセガワストアの300円弁当。
最近話題の五稜郭車両所。先日、廃止が決まった。
新函館北斗駅到着。
新幹線ホームに入る時、駅員さんに
「これが最長片道切符ですかぁ。」と言われた。
もう入線している。
にしても、やっぱり新幹線ってかっこいいですね。
29本目 新函館北斗7:38発 はやぶさ14号 東京行き 3014B
僕の座席は5のA。
さよなら函館山。さよなら北海道。
在来線のレール幅と分岐。
在来線とレールを共用しているかなり面白い構造。
気づいたら青函トンネルを過ぎていた。
海峡に差し掛かると、トンネルが連続する区間があり、
「これが青函トンネルかな?あれ違うか、じゃあこれか、違うな〜、
じゃあ次のトンネルかな?」ということを繰り返していると、
それが青函トンネルだった、ということがよくある。
七戸十和田駅。
盛岡の街並み。

盛岡の街をぶらり

盛岡につきました。時刻は10時前。次の花輪線の時間まで2時間半近くあるので、とりあえず盛岡の街を散策します。

秋田新幹線と連結する。
実はこれが見れるのは、日本でここだけ。
盛岡駅。
いきなり街の中に登場する盛岡城。
名所・盛岡石割桜。

そろそろお腹が減ってくるころ。駅の方へ戻ります。

なんだこの行列は!と
この行列を見てから、わんこそばの存在を思い出した。

盛岡には「盛岡三大麺」というご当地料理があり、冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばが有名な料理です。そのうち、わんこそばと冷麺は安くても2000円、1000円といったところですが、じゃじゃ麺は食べようと思えば、ワンコインで食べれるので、じゃじゃ麺を食べることにしました。

じゃじゃ麺 500円。
かもめの玉子ミニも食べた。
そばっち、こくっち、とふっち、おもっち、うにっち。

銀河鉄道に乗ろう

「銀河鉄道のりば」はこの上。
8月3日の大雨災害で、二戸方面は不安定だが、
今から乗車する大館方面はなんとかなっている様子。
30本目 盛岡12:35発 普通 大館行き 1931D
大館まで3時間ほどの長丁場。
岩手山が綺麗に見えた。
大更駅。
平館駅。
チラシを折り紙にして箱を折っていたおばあさんが降りて行かれた。
松尾八幡平駅。
故郷へ。
先日の大雨で土砂流入があったと思われるところ。
安比高原あっぴこうげん駅。
この駅までものすごい上り勾配だったけど、
この駅からはものすごい下り勾配だった。
小屋の畑駅。
湯瀬温泉駅。
鹿角花輪駅。
十和田南駅。
この駅でスイッチバック。
寝て起きたら進行方向が逆転してて焦った。
大館駅でお乗り換え。
青森まで行きます。
31本目 大館15:28発 普通 弘前行き 1663M
津軽湯の沢駅。
陣場駅。
大鰐温泉駅。

お次は弘前からお乗り換え、ここら辺から浴衣を着たお客さんが増えてきます。そう、今日はねぶた祭り最終日。青森港で花火大会が開催されます。

僕もこの先、川部という駅からは、ルート上では五能線に乗ることになっていますが、乗車券を別で購入して青森まで寄り道します。

32本目 弘前16:15発 普通 青森行き 665M
撫牛子ないじょうし駅を出たところで、この旅初の虹を見た。
浪岡駅。
青森駅。

祭りが始まる

駅を降りると、街中、祭りの雰囲気。いよいよ青森県の威信をかけた花火大会が始まるぞ、といった感じです。

僕は有料観覧席を予約していないので、頑張って無料の区画をうろちょろして花火を見ることにします。

青森ベイブリッジ。今日は閉鎖される。
祭りだニャ。
屋台も出揃う。
なんとなく、この祭りの前の雰囲気が好き。
高校の学園祭前日のような雰囲気。
青函連絡船・八甲田丸。
昔はレールが陸地と船内でつながっていた。
場所取りに必死。
どうやら僕は地元民より気合いの入った時間に来てしまったらしい。
花火大会の夕方は日が沈むまで長く感じる。
いつもはすぐ沈むくせに。

始まりの花火

19時15分、
最初の花火が上がった。
海の向こうからは次々とねぶたがやってくる。
ラッセラー!
ラッセラー!
ラッセーラッセーラッセーラッ!
夜の青森にけたたましい拍手が響きなります。
頭上には花火。
いい意味で騒がしい熱狂的な祭りです。

3年ぶりの開催となる青森の花火大会は、豪華絢爛で青森県の威信をかけた花火大会だということが伝わってきました。フィナーレの時は、明るすぎて一瞬昼になったかと思うくらい、一斉に打ち上がって、最後は歓声で締め括りました。

東北の祭りはどれも、本気度がこだわり抜かれていて素晴らしいなと思います。

最後は臨時で運行される青森〜新青森だけの普通列車に乗って、新青森まで行き、快活クラブでおしまいです。

稚内から1967.3km / 肥前山口まで8993.2km

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