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知床と釧路湿原を巡ろう。(最長片道切符の旅3日目)

こんにちは。最長片道切符の旅3日目は北見からスタートして、知床を観光し、釧路に至ります。道東の大自然のほんの一部を肌で感じてきました。

まずは北見を出る

例の如く、快活クラブから駅まで徒歩で20〜30分ほど離れてますので、朝の街散歩から始まります。北見といえば、ミント、ハッカの名産地ですね。

6本目 北見6:47発 普通 網走行き 4651D

今日最初の列車はこれ。
端野駅。
こんな色のも走ってるんだぁ。
緋牛内駅。
美幌駅。美幌峠で有名。
女満別駅。近くには空港がある。
呼人駅。
車窓から見えた網走湖。

網走到着

網走では約2時間半の待ち時間があります。まずは、近くのセイコマートで朝ごはんを買ってきましょう。

店内で調理される500円のカツ丼をいただく。
真っ直ぐ生きろ、とメッセージの込められた縦書きの駅名標。
食べてたら近くに止まってた。けど飛んでった。
警報音も遮断機もない踏切。

網走は秋になって、紅葉が色づく頃にまた訪れたいと考えています。いつか、行きたい。

網走といえば、かにめし弁当🦀
東北の天気が心配。
残念ながら、現時点でルート変更は免れない。

7本目 網走10:24発 快速しれとこ摩周号 釧路行き 3727D

「大森駿也」の落書きはよく見る。
桂台駅。
天気も回復傾向。
この区間、今まで3回乗ったけど、
乗ってて晴れてたのは初めてかもしれない。
鱒浦駅。
藻琴駅。
北浜駅。「停車場」という駅併設のカフェがある。
止別駅。「えきばしゃ」という駅併設のラーメン屋がある。
知床半島とオホーツク海。
原生花園駅。
浜小清水駅。

世界遺産の玄関口で途中下車

知床斜里駅で途中下車をします。この駅は知床観光の拠点ともなり、ウトロ方面へのバスなどが出るバスターミナルもあります。今回はバスで行くと往復4000円くらい取られるので、レンタサイクルで知床の入り口の入り口を散歩感覚で巡ろうと思います。それだけでも大自然を満喫できますよ。

かなりお洒落な駅舎。
駅前。奥には斜里岳。
いざゆこう。
一面畑。

永遠に真っ直ぐな北海道らしい道を2時間くらい漕ぎ続けて振り返ると、素晴らしい光景が目に飛び込んできます。この道は、天国へ繋がっていたのです。

国道334号。約30kmまっすぐ。

海の近くにも行ってみます。本当はウトロの方まで行こうとしてましたが、向かい風が鬱陶しかったのでやめました。

十分すぎるくらいの大自然を堪能したつもりですが、これでも知床のほんの一部です。いつかまたお金と時間のある時に、ゆっくり奥地にも進んでみたいものです。

また来ます!
オジロワシは出会えなかった。

釧網本線をさらに南へ

知床斜里駅に戻ってきたら、さらに釧網本線を南下して、釧路湿原の中を突っ走ります。

8本目 知床斜里15:57発 普通 釧路行き 4729D

知床斜里駅。
中斜里駅。
清里町駅。
札弦駅。
緑駅。
川湯温泉駅。
美留和駅。
摩周駅。
標茶駅。最近、でっかいクマが暴れている。
湿原を貫く鉄道。
塘路駅。
塘路駅では少々停車時間があった。
磯分内駅。
茅沼駅。

細岡展望台に行ってみる

18時25分。釧路湿原駅というところで下車しました。この駅から歩いて5分くらいの湿原を眺めることのできる展望台に行こうというのです。天気も曇りだし、直前まで行こうか迷いましたが、せっかくなので行ってみることにしました。

太陽は沈みかけの時間帯ですが、分厚い雲がほとんど光を遮っていて、地表は薄暗く、駅周辺に人気は無く、少し不気味な感じです。

ここを登る。
蛇行する釧路川は見れた。

森の中の階段のような小道を歩いて、景色だけ見てすぐ戻ってきました。カメラを構えている最中に、いつ後ろからクマに襲われるかわからないので、そこまで写真も撮れていません。

暗闇の中、クマ避けにと思って鉄道唱歌を熱唱して歩いていたのですが、突如茂みで物音がしたと思えば、目の前を鹿が横切っていったときは、心臓が止まりました。多分、鹿の方が驚いていたのでしょう。後で知ったのですが、北海道でよく出没するヒグマは本州のツキノワグマと違って、人間を恐れないらしいので、鈴とか鳴らしていても無意味だそうです。

9本目 釧路湿原19:36発 普通 釧路行き 4731D

頑丈そうな木造の駅舎に30分くらい閉じこもっていましたが、森の奥から物音がするたびに、ビクビクしていました。夜の釧路湿原など行くべきではありませんでした。

今日は、釧路駅の一駅手前、東釧路駅でおしまいです。

道東の自然の脅威を感じた1日でした。

稚内から655.9km / 肥前山口まで10304.6km

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