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完結している方がオススメしやすい

友達とマンガの話になった時にオススメしやすい基準があります。
それは「完結しているもの」または「アプリで読めるもの」

最近はアプリで毎日マンガを読むのが習慣になってきて
最新回を読むために24時を待っているといっても過言ではありません。
そのため単行本を買わなくなってきていますが、
正直なところ紙媒体が一番読みやすいんですよね。

そこで今回のオススメしたいマンガは前者
「完結しているもの」もテーマに紹介していきたいと思います。
個人的にですが完結していると言われると途端に
グッとハードルが下がり読む意欲が出るんですよね。
映画もシリーズ物より一本で完結するものが好きです。
(いいから早く紹介しろ)

1作品目『BLEACH』

久保帯人先生の大人気作品。
これは少年時代のバイブルですよ。
いわゆる厨二病の火付け役です。
死神・武器(斬魄刀)・可愛いキャラ・呪文(鬼道)
少年が好きなもの全て詰め込まれています。

滲み出す混濁の紋章、不遜なる狂気の器、
湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる
爬行する鉄の王女、絶えず自壊する泥の人形、
結合せよ、反発せよ、地に満ち 己の無力を知れ
破道の九十・黒棺

なんど黒棺を詠唱したことか。
私が漫画を買い始めたのはBLEACHのせい(おかげ)です。
まぁBLEACHは紹介するまでもないので割愛します。

2作品目『ソラニン』

浅野いにお先生の傑作です。
こちらでは新装版を紹介していますが
単行本にすると2巻で完結しています。
新装版の方が1冊にまとまっているのと
スピンオフが読めるのでオススメです。

高校生の頃に読んだときは絵がいいなぁとか
バンドっていいなぁとか薄い感想ばかりが溢れていたのですが
大学卒業してから読むと涙が止まらないんですよ。
これは人生のバイブルにしたい(バイブルだらけ)

いつまでもあると思うな親と金。そして青春。

大学時代なんて所詮、社会に出る執行猶予なんですよ。
青春なんて自分が終わりと決めればすぐ終わるんですよ。
そんな世の理を見せつけられた気がしました。

ちなみに私はまだ青春まっしぐらだし彼女は「さん」付けしたい

3作品目『透明人間の骨』

荻野純先生の作品。
初めてこの作品を読んだときは衝撃を受けました。
物凄い過酷な家庭環境透明人間というSFの掛け合わせ。
とにかく会話が素晴らしい。
小説から飛び出してきたかのような感情のセリフ
4巻しかないのに相当体力消耗します。
それほど引き込まれます。

クライマックスでアナログフィッシュの「Receivers」が
いわゆる劇中歌として出てくるのですが、それがもう
胸をギュッとキツくキツく締め付けられます。

4作品目『たそがれメモランダム』

現在「モブ子の恋」が絶賛連載中の田村茜先生の前作です。
この作品はほぼオムニバスといってもいいでしょう。
主人公の目線で周りの人の物語を追いかけるもの。
それがものすごく現実味があるんですよ。

他人には他人の物語があって
自分とは全く違う生き方なんだ。

考えても意味のないことかもしれないけど
そんなことを考えてしまいます。
絵が可愛いだけにキャッチーに描かれていますが
意外に道徳の教科書のような内容なので
是非、思春期の方に見せてあげたいです。

ちなみに友達に貸していて帰ってきません。

5作品目『火の鳥』

これはもう紹介するまでもないでしょう。
結局マンガ好きな人はめぐりめぐって
手塚治虫大先生の元へ戻ってきます。
まだ読んでない人は騙されたと思って読んでみてください。
読んでいなかったことを後悔します。

本当に火の鳥は天才の天才たる物語で、
壮大なSFの中で生きるとはなんたるか?
この世の全てが記されています。
もうマンガ界の聖書でしょうね(結局バイブル)。

私は未来編復活編が大好きで
大きなSFを上回る大きな愛が最高ですよね。
映画などでSF作品をみても「手塚治虫がもうやってるよ」
と思えてしまう先生の思考は罪ですね。

しかも、このご時世で急激に未来が迫っているのを感じ
ワクワクと不安を感じざるを得ません。
明らかに私を構成するマンガ、いや
世界を構成するマンガの一つでしょう。

まとめ

以上5つの作品を紹介というか
好きの押し売りをしてみました。
いかがだったでしょうか?

結局、マンガは誰かの人生を追うモノです。
厨二だろうと恋愛だろうとSFだろうと
学べることがたくさんあります。
何度も言いますがバイブルです。
あなたにあったマンガが見つかるといいですね。
それでは。

たお【31日目】

#私を構成する5つのマンガ

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