片付けられない女 〈プロを呼ぶ編〉
令和2年10月3日(旧暦:8月17日)
乙酉(月)己卯(日)
*読み方:きのととり(月)つちのとう(日)
以前より予約をしていた
整理収納アドバイザー Cさん
が深川不動尊で神頼みをした翌日に来る予定となっていた。
Cさんを紹介してくれたのが、卍易の兄弟弟子。
3時間の限られた時間で、私の部屋だけを見ていただくことに。
その前に「整理整頓」の説明してくださいました。
【片付け】というのは、すでに部屋が整っていることがベースで、物を元のあるべきところに戻すというもの。
私の部屋はそもそもそのベースにはない。
まずやらなくてはいけないのが、「要るものと要らないものをわける」という一番はじめにやらなくてはならない【整理】であった。
というか、整理も整頓も片付けも全部ごちゃ混ぜに考えていた。
レクチャーが終わった後、さっそく私の部屋を内見。
一見、そんなにひどくない部屋だが、やはり視界に入る範囲内でも物が多い。さらに、棚の中にはアロマセラピーで使う細かい物がたくさん入っている。
「せっかくの素敵な棚が活かせていないですね。棚の雰囲気に合っていないものが置いてありますね」
とCさん。
好みがとっ散らかっているため、その家具の雰囲気を考えずに、雰囲気と合わないものを置いていた。それを撤去。
まずは、アロマの道具が入っている棚からスタートした。
要る要らないを分けながら、整理収納の鉄則を教えてくれる。
縦置きがマストだが、私は上に重ねる方式を多々採用。。捨てられないものに限って、上に重ねて物を置いてしまっていた。
なんとなく区分けされていた物たちが(努力の痕跡は見えたらしい)、すっきりと収納されていく。
口を挟んだり、質問しかしていないくせに疲れ始めた私。。休憩を促すも、Cさんからはそんな時間はない、と言われ(笑)、淡々と作業を進める。
棚が終わったら次は、もはや手に負えなくなったゾーンにメスが!!
さくさく進む、整理収納。
Cさんの手際の良さについていけない私。。
手に負えなかったゾーンがあっという間にすっきりした。
そして、次は作業テーブルとPCデスクに。
一番部屋をごちゃついて見せていたのは、PCデスクだった。
以上に多い文房具。
クリップは様々な種類とサイズがあり、数カ所にまとめられていた。
メモ帳もPOSTITも、ちょっとしたお手紙も、デスクとそこ以外の場所にまとめられていた。
物たちの居場所を作ってあげる。
住所不定のアイテムは思ったよりは少なかったが、数カ所に居場所があったので1箇所にまとめた。
なんだか、物たちが居場所が定まって落ち着いたかのように感じた。
Cさんからは
整理整頓は哲学。
と言われた。
過去のものであふれている私。どう生きているのか、が確かに部屋で見て取れる。
私はどう生きていきたいのか。
昔気に入って5年は使っていたTODSの手帳カバー。
なかなかのへたり具合でしたが、思い出はあるし、それなりの値段だったのでずっと捨てられずにいた。
けれど、Cさんからまた新しい中身にして使いたいかを聞かれ、もうお役目が終わっていることを感じて処分した。
この手帳カバーを処分した時、一気に心が軽くなった。
きっと、まだまだ、捨てられない捨てていい物がたくさんあるだろう。
(実際にあれやこれやと思い浮かぶ。。)
結局、3時間中には全て終えられなかった。
私の部屋以外にも、気になっていた場所。
納戸。クローゼット。
一番大きな納戸は自分でも伏魔殿だと思っていて、Cさんにお見せしたら
「ひどい…」
という一言が(ですよね汗
その伏魔殿を攻略すれば、おそらく私の部屋の荷物が納戸におさまるだろうと言われた。伏魔殿以外の納戸も、空間スペースが無駄にできてしまい、きっともっと効率の良い収納があるんだろうと感じている。
次は、伏魔殿攻略!!
ということで、再度Cさんに来ていただこうと思っている。
正直、まだまだ整理整頓が身についておらず、一人でできるようなことも進んでいない。。
けれど、どこかで押しこめてしまった自分の女性性が顔を出すようになったことを感じている。
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