桃始笑
令和３年３月１０日（旧暦：１月２７日）
辛卯（月）丁巳（日）
*読み方：かのとう（月）ひのとみ（日）
★桃始笑（ももはじめてさく）
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今日１０日から１４日までの《七十二候》は
桃始笑
です。
桃は古代中国では邪気を祓う霊木として扱われてきました。右側の「兆」は占いという意味があります。魔力のある木と信じられてきたのでしょうね。
鬼退治に行った昔話の「桃太郎」の名前も、この"邪気を祓う"ことから名づけられたようですね（なるほど〜）。
そして、「笑」。
国語に精通されている方ならご存知かと思いますが（私は知りませんでした）、昔は「笑う」と「花が咲く」は「えむ」という同じ言葉だったそうです。確かに、笑顔ってパッと花が咲いたように明るくなるというか、元気のエネルギーが開くというか。
昔の人は見えない生き物のエネルギーを感じ取り、それを美しく表現されていたのかな、と思いました。
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