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《お片づけ》と五常②

令和2年10月7日(旧暦:8月21日)
乙酉(月)癸未(日)
*読み方:きのととり(月)みずのとひつじ(日)

昨日の記事の続きです。

以前の記事でも書きましたが、《お片づけ》をしようと決意したのは絶倫気功をしていた時に、物のエネルギーを感じ取ったことによります。
物が多いのは自覚していたので、定期的に(中途半端な)断捨離をしていましたが、細かい物が一向に減りませんでした。その細かい物たちのエネルギーを気功中にビシバシ感じたのです。

このままじゃいけない…


もう自分のお片づけ能力じゃ無理(というか能力あるのか?)。
その道のプロに手伝ってもらおう。
(正直言うと、「綺麗な部屋は運気が上がる」という話に惹かれたことは大きかった)


私はそこで、

綺麗な部屋に住む

ということを決めたのです。

散らかっているから片付けなきゃ〜
ではなく、
綺麗な部屋に住みたいから片付ける
という気持ちで片付けようと決めました。

この決意は、五常でいう【義・金】にあたります。

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【義】は、約束を守る、自己犠牲、目的を持つなどの意味があります。

昨日の記事でも書いたように、私の場合、まずはノートで自分を掘り下げて見つけた課題に対して、乗り越えると決めるという流れが主でしたが、《お片づけ》に関しては、もう子どもの頃からの課題なので、精神的に差し迫った状況になったから決められたのでした。

さて、成長するためには、

火剋金 = 礼は義を剋す

をしなくてはなりません。

「剋(こく)す」

は勝つ、コントロールするといった意味です。

行動を起こさないことには、決めたことを守れません。
(行動するかしないかで、決めたことが守れるかどうかが決まるわけです)

そして自分の力では限界がある私が片付けをする場合、「人に頼んで片付ける」ことが【礼・火】になります。

【礼】は行動によってあらわす、表現する、見習う、丁寧にふるまう、ユーモアなどの意味があります。

整理収納アドバイザーのCさんが来てくださり、あれこれと片付けのテクニックを教えてくださいました。
ここでも、Cさんのしていることを「見習う」ことで【礼】を使っています。


片付けをしながらのCさんとの何気ない会話。

Cさん「どうして家事が好きじゃないのかしら?」

私「家事能力がないんです。不器用だし。だからやりたくないんです。」

Cさん「そんなことないと思いますよ」

私「親から、”女は家事が出来て当たり前。勉強より料理、裁縫。”って言われて。カレーを作ったりしても、おいしいって言われませんでした。それに比べればまだ勉強の方が好きだったしそこそこ得意だったのに、勉強はできてもほめてもらえなかったですね〜。すごい嫌でした。」

Cさん「家事をしたくないのって親への反発じゃないかしら?」

できないから嫌い、ってこともあるけど、確かに「反発」はあるかもしれない。

両親の世代からすると「女性は家庭」が当たり前だったので、もちろんそれを私にも求めてきたわけです(価値観が違うけれども親心です)。でも、頑張っていろいろ献立を作ってみたりしたけど、褒めてもらえないから、どうせ作ってもまずいならもう作らなくていいや、、って自分で納得したなぁ。


料理は本当は嫌いではなかった。
(整理整頓は本当は昔から苦手でしたが)

忘れていたことが色々な感情や思いがムクムク出てきた。
省みる、自分のその時の感情を整理する、俯瞰する。

片付けをしながら、【智・水】が高まってる〜となぜかややテンションが上がりました。

「五常」は説明する時にわかりやすく、【智】からスタートさせます。でも、実際は自分に足りない五常(五行)を感じ、それを掘り下げて自分の心を見始めればいいわけです。ちなみに、卍易の鑑定では自分が今、何の五常(五行)が足りていないかわかるんですよ。

「五常」は終わることがありません。

今、自分が家事をするのが嫌いと気持ちの中に「反抗心」があったことが顕在化してきて、改めてこれを理解し、受け入れ、許すということをしていきます。

そして、目下、Cさんから言われた

自分の部屋をパワースポットにする

ことを目標に片付けを淡々としていきたいと思います。
(結構時間がかかりそう笑)


さてさて、乙酉の月は今日でおしまい!
明日は節入りで暦が変わります!


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