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東大卒・年収1000万弁護士でも彼女ができない。深刻なルッキズムが蔓延ってしまった令和の日本。


年収1000万円でも顔が悪ければ、童貞。

東大男子の学生証では駒場図書館のゲートが「ウィーン」と開くだけで、可愛い女子大生の脚は開きません。

それはさておき、女性が掲げる理想の恋人条件に「3K」というものがありました。高学歴・高収入・高身長。女性が恋愛において男性に求める3つの条件と言われています。

この言葉が生まれた当時は、誰もが羨むスペックの男性と結婚したいと考える女性が多かったということです。しかし現実問題、このような3K条件は完璧に崩壊したと言えるでしょう。高学歴でも高収入でも結婚できず、童貞のままで終わる男性が急増しているのです。

令和のいま、男性が女性と交際できるかは全て「容姿」で決まります。かつて、東大に入ればモテモテになる、合コンで無双できる、インカレサークルで女子大生から猛烈なアプローチを受けるという言説がありました。

しかし実際はどうでしょうか。東大生なら結論はわかっているでしょう。見た目の悪い背の低いブサイク東大男子がインカレサークルに入っても「えぇ〜○○君って頭良さそう〜!」で終わり、「○○くん楽しかったありがとうね〜!」とその場は笑顔で言い残し、帰りにはイケメン中央大生「さっきの東大マジでキモくね(笑)」と談笑しながら渋谷のラブホへと向かっているのです。それどころか、実際、見た目の悪い背の低いブサイク東大男子はインカレサークルに入会することすらできません。東大のインカレサークルのほとんどは「セレクション」といって、容姿で入会審査をしているのです。ブサイク、低身長、ノリが悪ければインカレサークルには入れません。

東大男子の学生証では駒場図書館のゲートが「ウィーン」と開くだけで、可愛い女子大生の脚は開きません。とすれば逆にイケメン東大生というのはモテの頂点に君臨しているのです。駒場図書館のゲートが「ウィーン」と開くだけでなく青学の可愛い女子大生の脚すら「ウィーン」と開いてしまうのです。

東大卒28歳年収1000万円弁護士Nさん、童貞。

筆者が知り合ったNさん(28歳)を紹介しよう。

「アデノイドで、度の強めなメガネ、顔面はニキビだらけ、女性にキモいとしか言われません。悲しいです。」

と語るのは、頬には赤いブツブツが目立ち、少し小柄でぽっちゃり体形のNさん(ハンドルネーム・28歳)。

Nさんは全国屈指の名門高校を卒業し、東京大学文科一類(法学部)に入学。いわずもがな、文系の最高峰。「東大法学部から参りました」の一言で大手メガバンク始め超大手企業の扉なんか「ウィーン」と開いてしまう、そんな魔法の肩書、頂点的存在だ。

しかし28歳になった今、彼の前で脚を「ウィーン」と開いた女性はいない。

「ガシャン」なのだ。

Nさんは大学院を修了し、弁護士登録を経て晴れて大手法律事務所に就職。初年度の年収で1000万円を超える。20代後半で年収1000万円なぞ一般人には信じられない世界だ。給与所得者としての収入としても最高峰だろう。彼の年収を超える20代はそうそうない。

「背も見ての通り170cmすらありません。小柄で筋肉もないし、腹筋もないです。顎はアデノイドで、最悪ですね。遺伝なのかわかりませんが、この歳になってもニキビがひどいですし。」

そう話すNさんを筆者は見ながら思うには、歯並びもかなり悪いようだ。

「歯列矯正はしなかったのですか?」

筆者はそう聞いた。

「小さい頃にはしてもらえませんでしたね。親も容姿とかそういうことに興味のない人間でした。」

「大学に入ってからは自分で矯正しようと思ったのですが、最低でも50万円ほどかかるので、学生の頃にそんなお金は用意できなかったですね。アデノイドも美容整形で治せると聞いてるのですが、200万円ほど必要なので、当然無理でした。」

女性と会話すらさせてもらえない残酷な現実

容姿が悪いと結婚ができないとか彼女ができないという程度の問題ではなく、女性と会話することすら厳しいようだ。

「合コンは何度か参加したことがありますし、女性も同席する飲み会もあるのですが、容姿とノリが悪いので相手にしてくれませんね。」

「複数名が楽しく会話している時も、自分が何か発言をしてもチラッとこっちを向いてくれるだけで、話を深めようとしてくれないです。他の綺麗な男性のなんともない話にも、楽しそうに返事したり質問したりするので、容姿が悪いと話すら気持ち悪いと思われている感じです。」

「時々いる優しい女性は、こっちの話に頷いてくれたり、一言二言反応してくれたり、ニコッと笑ってくれたりします。そういう女性は天使に見えます。」

「顔の綺麗な、背の高い、女性の扱い方に慣れている男性同期もたくさんいるので、自分は全く勝ち目がないです。言ってみればただのゴミですかね。」

マッチングアプリでも全くマッチしない

「こんな最強スペックでしたら、マッチングアプリでは無双しそうなのですが・・・」

そう思いきや現実は真逆だった。1ヶ月アプリを使用してマッチングした結果はたったの5人。実際にデートできたのは1人だけ。もちろん交際には至らなかった。

「マッチングアプリはまず顔写真で相手を選択するんです。OKかNGかをスワイプするので、顔が悪いとそもそもプロフィールを見てもらえないのです。」

「いきなり顔写真がデカデカと表示されるので、顔が悪いと東大卒だろうが弁護士だろうが、スパッと切り捨てられます。」

なるほど。マッチングアプリは非モテの救いかと思いきや、イケメンがますますモテるためのツールでしかなかったようだ。

マッチングアプリなんて女性の無料風俗ですよ。女性はプロフィールなんて全く書いてないですし、真面目な自己紹介を書いてる女性はほとんどいません。プロフィールを書かなくてもイケメンとマッチングし放題のようですね。悲しいです。」

Nさんと唯一デートできた女性とは

「デートできたという女性はどんな方でしたか。」

「3歳年下の方でした。アプリの写真はすごい可愛らしかったんですけど、会ってみると少し自分の理想とは違ってて。」

「自分のことにはすごい興味を持ってくれて、楽しかったのですけれど、1回目のデートが終わってからはLINEの返事が急に遅くなって、ブロックされました。」

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