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アートがすぐそこにあること、大変な時こそアートに触れる大切さ。

現在、石垣島に滞在しています。

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ひと月ぶりに西表島を出ました。

用事があったので来たのですが、せっかく来たのならと思って2泊3日にしてホテルに滞在しています。

大変な日々は視野が狭くなりがちなので、島を一度出てみたら自分の気持ちがどう変化するのかも興味がありました。

ワーキングスペースがあるホテルを選んで、そこで仕事や読書などをしているのですが、その横に小さなギャラリーがあるのです。

ちょっと疲れたなと集中が途切れてたので、何となくふらふらとそのギャラリーに入ってみました。

するととても興味深く、素敵なアートたちが飾ってありました。

「この島の時がつくりだす名もないアート」展

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何とこれらは現役で稼働している建造物の壁、地面、船、車両、貨物コンテナ、看板などの表面をマニュアル撮影したものなんだそう。

フォトグラファーの中西廉治さんの作品です。

強い日差し、風雨、潮風にさらされ、島の時間の中で本来の塗装意図とは異なる進行形の具象を写真で二次元化することで、アクシデンタルな美や暮らしの痕跡を見つけてもらおうという試みなんだそう。

すごくおもしろいし、とっても素敵です。

すぐそこにアートがあることの大切さ

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アートは好きなのですが、ここ最近は追い詰められていたので実用的な情報ばかりとりこんでいて、アートを観る機会なんてありませんでした。

生活が安定していないと文化は育たないと聞いたことがありますが、本当にそうだなぁと日々感じていました。

でも今日はすぐそこにアートがあったので何となく足が向きました。

そして飾ってあるアートをボーッと見ていて、何かがふっと抜けていくような、自分の気持ちがスッと楽になったような、そんな感覚になりました。

アートに触れるってこんなに重要なことなんだって気づいたと同時に、すぐそこにアートに触れる機会があるということは、とても大切なんだなと思いました。

大変な時こそ、アートを感じたり、自然を感じたりする機会をつくっていこうと感じた今日でした。

素敵な個展に感謝です。

ありがとうございました。

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