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生まれ変わり?

獏原人村の住人だった大塚一家が現在の居住地・岡山から2年ぶりに獏を訪れたというフェイスブックの写真を見て、懐かしくなって昔の写真を発掘してみた。
↑これは2007年6月12日の日付がExif情報に残っている。
日記をたどって見たら、⇒ここにあった

15年前かぁ~。楽人くんももうすぐ成人ではないか……ふうぅ……。

で、この日の写真ファイルをチェックしていたら、のぼるくんそっくりのネコを撮った写真が何枚もあった。
のぼるくんをみ~と一緒に拾ったのは2011年の6月だったから、その4年前。このときはあまり気に止めなかったのは当然だ。なにせ、のぼるくんはまだいないのだから。
のぼみ~を拾ったときも、今にも死にそうな子猫だったし、色ももっと白かったから、その4年前に獏で見たネコのことを思い出すはずもない。
そのまま記憶に埋もれていたのだろうが、今こうして見ると、あまりにも「同じ」なので驚いている。

以下はすべて2007年6月、獏原人村で撮った写真。
確かマサイさん夫婦は「飼っているわけじゃない」と言っていたような……。
何匹かやってくるネコのうちの一匹ということだったような……。(記憶おぼろげ)

コニカミノルタDimage A200
コニカミノルタDimage A200
ペンタックス K100D
ペンタックス K100D
ペンタックス K100D
ペンタックス K100D
ペンタックス K100D

「のぼみ~日記」の常連読者さんでのぼるくんを知っている人ならみんな、「え? のぼちゃんじゃないの?」と驚くだろう。
のぼるくんは↓これ

SONY NEX-5Rに中国製単焦点レンズを装着して
SONY NEX-5R+中国製単焦点レンズ
SONY α77+タムロンズボラズームの230mm相当で


Olympus XZ-10 F2.5で
Okympus XZ-10 F1.8/26mm相当で
Olympus Stylus1
SONY NEX-5R 30mmレンズで
Olympus XZ-10

……ね?
どこが違うの? というくらい同じでしょ。
まぁ、よ~く見ればちょっと違うんだけど、ポーズや表情の作り方まで同じ。
2007年6月に見たあのネコは、4年後の原発爆発のときは生きていたのだろうか。
もしかすると、あのネコが死んで、生まれ変わったのがのぼるくんなのだろうか?

歳を取ると、どうしてもこういう発想になってしまうのよね。

これを書いているたった今、足元にいるのぼるくん↑↓ (SONY RX100Ⅲ)

ペンタックスK100Dという名機

で、この2007年の獏原人村での写真のExifを見ると、撮ったカメラはペンタックスのK100DとコニカミノルタA200だった。
K100Dは610万画素のAPS-CサイズCCD。
A200は2/3型で800万画素のCCD。
どちらも1000万画素ないCCDで、今見てもすごく明るく、明暗差があってもしっかり階調が表現できている。
まさに『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社現代新書)のタイトル通りの名機だった。
操作性(連写速度とか)や記録媒体(あの頃はまだコンパクトフラッシュとかだった)の点で、今からあの時代に戻るのは辛いが、撮れる写真の美しさという点ではむしろあの頃のほうがよかったのではないか、とさえ思う。
ペンタックスは消えてしまい、リコーに吸収されたのかな。
コニカミノルタもずいぶん前にカメラ製造をやめてしまって、一部はSONYに吸収された。安くていいカメラを買うのは難しくなったのね。

カメラ好きの人のために、各写真の下に撮ったカメラをキャプションで入れておきますね。

こんなご時世ですが、残りの人生、やれる限り何か意味のあることを残したいと思って執筆・創作活動を続けています。応援していただければこの上ない喜びです。