大波乱誕生日

さて、前回船上シーシャの話をしたのですが明日、誕生日で予定有なわけなのと+重い荷物で汗だく+シーシャ台を洗浄しなくてはいけないので急いで帰らなくてはいけなかったのだが・・・

行きは送迎をしてくれたのだが帰りはまさかの自力だった。
まぁでも他のメンバーがいるので相席して駅まで行けばなんとかなるだろう・・・と思ったがまさかの自分を含めて5人。
やってきたタクシーに聞いてみた
「すいません5人って乗れますか?」
「あー 4人までですね。」
・・・いきなりやってきた自分が悪いから自分が遠慮しなくてはならない。

「じゃあ自分は大丈夫です!なんとかします!」
いや、なんともならないけど。

多分どっちにしろ終電に間に合わないかもしれない。

残りの希望に賭けたが「行き先が遠く、首都高を使う」との事。

こんな事態は何年ぶりだろう。昔サバゲーでフィールドまでタクシーを使い行きはなんとか行けたというのはあるのだが、帰りタクシーを呼ぼうとしたらタクシー会社が休みで電話が繋がらなく、しかも知り合いや友達がいない状態での参加だったので遠い最寄り駅まで重い荷物を抱え必死に移動した以来だ。

それに比べれば幾分楽ではあるが今宵は最悪レベルで蒸し暑い夜。
海上では涼しかったが陸に戻ると周りの空気が不快なサウナへと変貌していた。
・・・ヒントを貰い救援を呼ぼうとしたが残念ながら上手くいかず。
この時メッセージを送っただけで、緊急だし電話でもよかったのだが片付け中だと思ったので邪魔はできない・・・と言うより自己責任なので迷惑はかけたくなかった。

何はともあれ無事に新木場駅に到着した。ギリギリ池袋行きの電車が一本生き残っていた。

助かった。・・・助かったのか?

そこから先は考えていない・・・池袋で時間を過ごすか?それとも何か帰宅できる道はないか考えた・・・考えた結果

新宿に行こう。

困ったら新宿歌舞伎町に行くことにしている。ある意味ではもう一つの自分の故郷・・・は大袈裟だが活動拠点であるので24時間ここで活動する事は可能であり容易い。

飯田橋駅で降り、総武線に乗り換え新宿へ向かう。た
だしここから先は何も考えていない。
知人がいるシーシャ屋に行くのが妥当かなと思う。しかし行きたい所が日曜日定休日・・・じゃあ普段行かない所か行ったことない場所に行こうか・・・?うーんでもなぁ。もうほとんど開拓してしまってる。
じゃあもう自分が思いついた所に行けばいいや!

・・・流れに流れ。たどり着いたのがふ~もさんであった。ちょうど知人もいたし、ある意味ここが過ごしやすい所でもある。

シーシャを頼み、そこで2時間ぐらい過ごした。
さて、それはそれとして実は早くシャワーを浴びたくて仕方なかった。

何しろ潮風をたっぷり浴びた為、髪も身体もべとべとしている。その上汗のせいでもう色々不快指数が限界な所がある。
この周辺にはラブホテルが多いがこの時間は宿泊となってしまい、意外と高くなるものである。
しかし付近に最高なネットカフェがあった。

快活CLUBだ。
元からここが破格で過ごしやすいという事を知っていたので迷う事は無かった。

受付前に入るとまずは新規会員登録はこちらへ。
・・・というコーナーがあったのでそこにあるタブレットに情報を入力する。
終わったら身分証明書を準備してカウンターへ。そこでカードキーを貰い、後はもう部屋へ向かうだけだ。

カウンター近くにあったブランケットを取り、部屋へ向かう。
鍵付きの個室で狭いけど狭い所が好きなのでとても過ごしやすい。荷物をまとめて早速シャワーを浴びに向かう。シャワーが無料というのがとてもありがたい。洗濯機も乾燥機もあるし館内着とかがあれば洗濯と乾燥をしたかった・・・。

昔はバスタオルを使い放題だったのだが今は有料になってしまっている、まぁ仕方ない。けれどたまたま持ってきたハンドタオルがありそれを利用した。

兎に角潮と汗でべたついた身体と髪を洗い流せただけで十分だった。
部屋に戻り適当に音楽を流しそのまま睡眠をとった。

・・・朝6時を迎えた、まぁ5時に起きても良かったのだが出来る限り長く眠りたかった。
部屋から出ると暗かった歌舞伎町に朝日が差し込む。本来なら自宅で起きているはずだが。

会計は自動会計。カードキーを精算機に差し込み、受付時に出されたバーコードを読み込めば簡単にお会計を済ませてくれる。とても楽だ。

深夜3時間で2000円以内で済む。色々サービスがあってこれは本当に破格だと思う。

朝歌舞伎町は夜の仕事を終えた人達がそれぞれの帰路に向かっていた。
さて、自分も早く帰って明日・・・もう今日だ。今日の支度をしなくてはならない。
地味で派手なドタバタした誕生日は始まったばかりなのであった・・・。


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