見出し画像

今週の気になる不審者セリフ集

noteのみなさんこんばんは! 北口です。突然ですが、次のセリフは、いったいどんなシチュエーションの、誰のセリフだと思いますか?

「お姫様みーっけ」

……渡り廊下でファンクラブ会員たちに囲まれてうんざりしているところで、たまたま通りかかった転校初日の主人公を見かけて初対面なのに声をかけてきたハルト先輩? 残念。正解は、浜松市浜北区内野で発生した、女児への声掛け事案での男のセリフでした(実行者の特徴:中年男性、白色Tシャツ、黒色作業ズボン風、白色原付バイク)。初対面なのに急になれなれしいってのはあたり。

というわけで今回は、「日本不審者情報センター」さんが提供している、「不審者セリフ集」の中から、とりわけ印象に残るセリフを、パターンごとにわけて皆さんにお届けします。こちら、私がこのまえ発見したサイトなのですが、リアルタイムで更新されていくし、なによりシンプルで大変利用しやすいのが嬉しいサービスです。最近はソフトークにこのサイトを読み上げさせて、作業中によく聞いています。脳が溶けそうになる。以下、カギかっこ内が、サイトより引用した不審者のセリフです。


タイプ1:謎シチュエーション

「自転車に乗せて」印象に残るポイント:「車に乗れ」系も多いけど、不審者が乗せる側とは限らないことを思い知る点。

「よっしゃ、よっしゃ」

「君、なにかに似ているね」:「誰か」ではない点。

「首にかけているのは水筒? いいね」

「携帯電話は左手で持つ? 右手で持つ?」:斬新な話題の点。

「夢はあるか、無いなら歌手になりなさい」

「ウサギがいるところ知らない?」

「マンモス公園はどこですか」:現場付近の施設情報にマンモス公園は無かった点。

「ペンギン探そう。急いでる感じですか? ラインだけでも交換しませんか?」:もの凄いつかみからの後半の畳みかけ。

「おーい、一緒に帰るぞ」

「朝の分のおはよう」

「アロハー」

「新しい顔だよ」

「魚いっぱいいるね」「かわいいね」:個人的1位。

「アモーレ」「ハロー」


タイプ2:要求

「俺のドラマを聞いてくれ」

「ヨンヨンになれ」:Siriによると、ソウル生まれ東京育ちのDJのひとだそうです。

「公衆電話ボックスに一緒に入ってほしい」:密着できるかもしれないけど、あんな透明なところで?


タイプ3:電波ゆんゆん

「神様の名前を教えるから、あなたの名前を教えて」

「この辺でインターネットがつながるところはありますか」「頭がつながるところです」:面と向かって言われたらたぶんいちばんこわい。

「ぼく、おいで。あの世に行こう」

「ウサギの耳がないのはお前たちのせいだ、お前たちは戦争へ行ってこい」

「とぼけるな。滅びるぞ」:目的語が不明な点。


タイプ4:もので釣る

「チキンを食べる時間ある?」:個人的2位。

「この卵、一つ取れたからあげる」

「3DSを2個あげるからおいで 」

ジェイボードいるか」:0年代に流行ったアイスのヘラみたいな形のスケボー? ですね。まさか不審者のセリフのおかげで正式名称を知るとは思いませんでした。

「怖いシールあげるよ」

「ジュース欲しい? CD欲しい?」

「ジュース買ってあげるから30円ちょうだい」:?

「ゴルフボールをあげるよ」

「小人おるで」


タイプ5:名を名乗れ、あるいは名を名乗る不審者たち

「お前、誰?」

「変なおじさんだよ」

「俺はハッカーだ」

「俺は不審者だ」



……いかがでしたでしょうか。以上、2017年1月から6月の不審者のセリフからの抜粋でした。最後にもう一度、不審者情報センターさんをご紹介したいです。

不審者セリフ集のほかにも、マップ上に不審者情報が表示されるアプリも好評のようです。また今回はセリフのみを引用しましたが、実際のサイトでは声掛けの際の場所や実行者などの詳細な情報が一緒に確認できます

あとTwitterには、リアルタイム更新の情報発信アカウントのほかに、スタッフアカウントもあるのですが、これもオススメ。メインは有益な防犯情報とかではなく、スタッフの方が不審者情報の作成途中で気になったという、かっこいい名前の学校や、地図上の不思議なポイントの名前を単独でつぶやき続けています(固定ツイートでそうおっしゃっています)。宣言通り、西宮市立苦楽園小学校残念さんの墓ギリギリ山古墳などたしかにかっこいい学校や不思議なポイントについてつぶやかれていました。

みなさんも、こちらの不審者情報センターさんをぜひ利用して、防犯意識を高めていきましょう。北口でした。

サポートをいただけますと、グッズ開発や都市伝説収集の励みになります!