てて

あなたのために わたしのために 奏で、生きる。

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最近の記事

変わったもの、変わらないもの

こんばんは。 ここ最近で色々と変わったことがあったのでご紹介させていただきたく筆を取りました。 最近は「スマホを取る」になるんですかね、古い言い回しになってしまいました。 まず住む場所と働く場所が変わりました。 この年末年始は東京の本社で働いておりました。人生初の東京一人暮らし。 結論から言うとめちゃくちゃ楽しかったですね。 東京ってなんでもあるし、いつまでも誰かがいるし、飽きない街だなと思いました。 その一方でかなりドライで、「他人」の意識がかなり強いなと思いました。 「

    • 銀の夜

      午前0時を少しすぎた頃 寝静まった世界に1人、煙を吐く 夜を黒とすることは数多くあれど、今夜は真っ白い夜だ 吐く息は淡く、静かに溶ける こうやって心の中の言葉もあなたの心に溶ければいいのに 近くて、遠い そんな貴女を想いながら 最後の白銀を吸い込み、吐き出す 終わりを告げる振動 次の一本はお預けみたいだ ワタシは窓を閉めた

      • 東京の空気

        今日もまた、仕事を休んでしまった。 何をするでもなくただ惰眠を貪るような一日。 まあよくあることなのだが、そんな今日をこのまま無価値に終わらせないために、何かしらを書いておきたい。 彼女が好きすぎる。 前に書いたかもしれないが、好きな人が彼女になりました。やったぜ。 とはいえ付き合う前と後で変わったのは一つだけで、彼女のほうから「好き」と言ってくれるようになった。ただそれだけ。 もうこれが筆舌に尽くし難いほどの嬉しさと幸福感で、天にも昇る心地なのだ。 100キロ

        • 助走

          青空の下 大きく吠える 無価値 無意味 縮んだバネ 折り畳まれた足 溜まったエネルギーを

          季節の話

          季節に置いていかれないように 必死に生きている 春も夏も秋も冬も 過ぎ去れば一瞬 だから今日という1日を 今日という季節を 大切に、大切に生きていく 私は 四季があるこの日本が 桜が咲く春が 茹だるような暑さの夏が どこまでも高く澄んだ空の秋が 静かで厳かな冬が 大好きだ

          季節の話

          刃物

          言葉は刃 他人を傷つけ消えずに残る刃 「好き」の二文字 あなたを傷つけた言葉 私を傷つけた言葉 傷は深い この傷がまだ癒えぬうちに進め 言葉の刃をくぐり抜け 手に入れろ

          眠る

          いつも寝ているベッドなのに 今夜はすごく広く感じる あなたのいないそのベッドで 今日も眠りに落ちていく

          最高の夜

          一寸の先も見えず 闇夜に身をよじらせて 頼れるのは行く先を照らすフロントライト ギアを 上げる 上げる ギアを 下げる 下げる 曲がりくねったこの先に 見たい景色があると信じて

          最高の夜

          幸福等価の原則

          人生でのプラス(幸福)とマイナス(不幸)のトータルは0になると思っている。 これを「幸福等価の原則」とでも呼ぼうか。 「人類万事塞翁が馬」とも言いますし。 しかしこれは自分1人の人生での話ではないと私は思う。 私と関わる全ての人に対してのプラスとマイナスの総和が一生を通じて0になるというものだ。 昔から「自分が幸せな時に周りの人に不幸が起こる」のような経験を多くしている気がする。 そこから、私は幸せにも不幸せにもなってはいけないんだと思うようになった。 私の幸せ不

          幸福等価の原則

          月夜

          少し欠けた月は あなたでありわたし 望月の 欠けたることも なしと思えば そんな全能感とは程遠い 対極の心 月明かりに照らされた海は あなたでありわたし 揺蕩い ゆらめき 寄せては返す 夜の海 あなたへの想いは あの日の満月

          人にされて嫌なこと

          「人にされて嫌なことを他人にするな」と 教えられて育ってきた。 ひねくれている私はこう考える 「人にされて嫌なこと」がない人は何をしてもいいのか、と。 実際そんなわけはないと思っている。 かと言って「嫌なことをしない」ができているかと言われるとそれも怪しい。 他人の嫌なことをしてしまっていることは往々にしてあるから。 だとすれば真に教えるべきは 「相手がされて嫌なことを相手にするな」 でしかない。 結局自分は自分で、他人は他人だ。

          人にされて嫌なこと

          Manuel Transmission

          シフトノブをしっかり握る。 エンジンをかけ、その鼓動を左手に感じる。 君をどこまでも連れて行くから、どうか鼓動を止めないで 私の左手は、君だけのもの 暗闇の峠 行き着く先に、答えがあると信じて

          Manuel Transmission

          創造と破壊

          壊すために造る 造るために壊す そうして少しずつ しかし確実に 前に進んでいる

          創造と破壊

          腐海

          此処に居続ければ 私は1時間と経たずに死ぬだろう 腐海 私は今まさにそこにいる このチンケなマスクと線量計に命を委ねる 命を守り、守られて 私は此処に生きている 此処を作ったのは人間だ その人間が、世界を直そうとしている 被害者であり加害者 私は今日も、腐海に身を投げる

          秋の夜長に

          月明かり 私は此処に独り 喧騒から離れたくて 此処にたどり着いたのに ゆらめく炎に照らされて 煙草は残り一本 秋の夜は長い 煙草を、ゆっくりと燻らせる けむり混じりのため息が 夜風に流されていく 私は此処に独り

          秋の夜長に

          ご機嫌取り

          自分がこの世界に与える影響なんてそれこそ無視できるくらいなんだろう 貴女に与える影響もたかが知れてるのだろう でも自分が自分に与える影響はとてつもなく大きい 自分のご機嫌取り、自分でしよう 貴女に任せてなるものか この身は私のものだ 貴女のものじゃない 貴女に狂わされてもいいけれど それでも自分は、自分の味方だ

          ご機嫌取り