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流行とは、「好き」を増やす最高の機会である

 流行に乗っている人よりも、流行に乗らない人のほうがかっこいい、そんなふうに考えている人がいます。

 学生時代の僕のことです。

 流行に乗ることをダサいとさえ思っていました。

 「クラシックやジャズばかりを聴いてるかな。ロックはビートルズやクイーンくらいなら聞くけど。Jpop? あんまり聞かないからわからない」

 こんなことを言ってました。

 ああああああああああ、恥ずかしい。

 いや、クラシックやジャズはいまでも好きです。ビートルズもクイーンも好きです。それらは間違いなく素晴らしい。

 しかし、流行している曲がだめかというとそうではありません。

 にも関わらず、流行を追わない自分、イケてるだろ?みたいなイタさが恥ずかしい。

 若気の至りとはいえ、思い返すたびに身悶えします。

 今は、流行にはとりあえず乗っておいたほうがいいと思っています。老若男女誰しもが。

 なぜなら、好きになる可能性があるものをスルーするなんてもったいないからです。


流行とは、「好き」を増やす最高の機会である

 今やSNSで流行が決まるといっても過言ではありません。

 マーケティングによって巧妙に作られた流行もたくさんあるでしょう。

 しかし、あえていいたい。とりあえず乗っておけ、と。

 例えば、以前、流行ったタピオカミルクティー。

 飲んだことがない方もいるかもしれません。

 一度飲んでみることをおすすめします。

 正直に言います。僕には合いませんでした。タピオカの食感は良かったんですけども、ちょっと甘すぎて。

 でも、甘いものが好きな人はハマるだろうなあ、と思いました。

 合わなかったからといって損をしたとは思っていません。

 否定から入り試すことすらしないと、それさえもわからないのですから。

 ひょっとしたら、すごくおいしいと思い、ハマってしまったかもしれない。

 その場合、人生の楽しみが一つ増えるのです。

 そもそも良さがないと流行らないわけですから、あとはその良さが自分に合うかどうかだけでしかないのです。

 つまり、流行に乗ることで良いものをいち早く試してみることができる。

 楽しみが増えても、今まで好きだったものがなくなるわけではありませんから、得しかありません。


まとめ

 流行しているものは作られたものでも、何らかの良さがあります。

 流行に乗ることで、その良さを試してみることができます。

 その良さが自分に合えば、人生の楽しみが増えます。

 流行に乗ることで、損することはありません。

 あなたも流行には、とりあえず乗ってみませんか?

 毎年起こる流行に飛び乗り続けるのも、意外と楽しいですよ。
 
 最後まで読んでくださってありがとうございました!

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