変えられる要素だけに集中する
ゲームに限った話じゃないけど、「変えられない要素については考えない」という思考方法は、見通しを良くしてくれる。
スプラで試合してると、リッターに抜かれたり、味方がどんどん死んでいったりする。
そういうときは、イライラしてしまいがちではある。
なんでイライラするかというと、自分ではこうしたい、こうしてほしいと思っているのに、自分の努力とは関係ないところで、それと反対の状況になってしまうから。
理不尽を感じると人はイライラするのだろう。
けど、落ち着いて考えれば、イライラしても仕方ないことに気づく。
リッターの射程が長いのはゲームの仕様で、変えられない。
味方の動きは、自分がプレイしているわけじゃないので、変えられない。
明日の天気を自分が変えられるわけないのと同じで、どう頑張っても変えられない要素というのが存在する。
ブキ性能、編成、味方の質、相手の質、どれも自分がコントロールできる対象ではない。
自分がコントロールできるのは、結局ゲームの中で自分がどう動くかだけ。
様々な不変要素を考えたうえで、状況判断して、その場その場に合わせて、自分の行動を変えるしかない。
冷静さを失うと、その事実を見失いがち。
だいたいそういうときは、画面に写っているはずの情報から、大事な要素を見落としていることが多い。
ぼーっと対戦してると、相手と味方の編成をチェックするのを忘れてしまう。
自分が最適な行動を取るために、情報収集を怠らないのは基本。
ステージは?ルールは?相手の編成は?味方の編成は?
相手の癖は?ルーズに突っ込んでくる?タイトに待ち構えてる?
味方の癖は?特攻して死にやすい?芋ってラインが上がりにくい?
自分なりの判断基準をたくさん持てば持つほど、状況に対する解像度が上がってきて、自分が取るべき行動の指針が立てやすくなる。
直接的な対面の技術には結びつかないけども、勝負事に勝つためには必要なことだと思う。
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