私の偏愛①
住宅関連の仕事をしていた時「好きなテイストの写真をたくさん集めてください」みたいな話をしていました。
これって別に住宅に限らないと思うんですけど、「意識上で好き」と思えるものと本質的に好きなものって、実は違っていたりするんですよね。
で、その違いを自覚するために手当たり次第集めてね、っていうお話なんですけど。
大切なのは、「無意識に手に取ってしまうもの」「なんとなく気になるもの」を丁寧に集めること、なんです。
お客様で「僕、特にこだわりないので」とおっしゃる方(ご主人)がよくいらっしゃったりしたのですが、実はそういう方こそ、めっちゃこだわりあったりするんですよね。そして本人に自覚無し。だからこその発言ではあるのですが・・。(そして家づくりを通して「こだわり型」だと自覚をされてゆくのを見るのもまた楽しかったりします)
これと同じようなことなんですよ。本人が思う「好き」と、自覚がない部分での「好き」がズレていたり、そもそも頭で考えすぎてて、好きなもの自体がわからなくなっていたりするということは。
というか、ここ数年の私がまさにそうでした。
何が好きかもわからず、いえ、好きなことを忘れようとしたり、違うモノを好きだと思おうとしたり・・まぁ、なんかいろいろとこじらせてしまっていました。(と、これを書きながら気づいた)
時間に余白ができた今、スマホが写真でいっぱいになりました。
私、写真が撮りたかったんだなぁ・・と。
(自由に写真を撮る、時間と余裕が欲しかったんだ、と)
そして、アルバムの中にも「自分の好み」を見つけることができました。
その偏愛ぶり(かどうかはわからないけど)をnoteに書き綴りたいですね。
三重の六華苑です。
スマホのアルバムを遡っていたら窓の写真がたくさんありました。
先の写真も窓でしたしね。そして、それで「写真が好き」と気づきました。
「好き」を追及することは、自己探求なのかもしれませんね。
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