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空気を読んで、葛藤して。

私は、人とのコミュニケーションの中で、空気が読めていないんじゃないかと思って生きてきた。

空気を読むことを意識しすぎて、人に対して正直な気持ちでいることが出来ずにいた。

最近、人とコミュニケーションする中で自分は空気を意識しすぎていたのではないかと思うようになった。

空気を読むことを意識しすぎるあまり、これは言っても大丈夫なんだろうか、これは言っちゃダメな気がするという考えが浮かんだ。

何かを話そうとするにも、頭の中でグルグルと考え事をしてしまうため、私の頭の中は忙しくなった。

空気を読むのを辞めてみて、伝えたほうが良いことも伝えられていなかったということが分かった。伝えたいことを伝えられるようになったら、ストレスや葛藤が減った。

伝えたいことを伝えることができるようになった後、伝えたいことが伝えられても、これを伝えてよかったのだろうかという新しい葛藤が生まれた。

伝えたいことを伝えられなかったときと、違ったものだった。

伝えたいことを伝えられない、伝えたいことを伝えた、どちらを選択しても葛藤というものはある程度心の中に残ってしまうものなのだということが分かった。

この心の中に残る葛藤を不健全なものとして扱わず、葛藤が残る状態がただあるということを認めるだけでよいのではないかと思った。

心の中の葛藤に善悪の判定を下さず、ただ私が心の中で葛藤しているという事実を受け入れることができたら、良いのではないかということだ。

悩みながら生きていくという選択をすることにした。

悩みながら生きるほうが、健康的だから。




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