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取り憑かれたように犬の話題を書いている

友人の勧めで始めたMeta社版のXみたいなSNS「Threads」で一ヶ月ほど犬に関する話題を書き続けています。

犬猫祭と名乗っているくせに、散歩中の見かけた猫の写真を載せているだけで、犬に関する話題に一切触れてこなかったため、書き始めました。

せっかくなので、書いた文章で気に入っているやつを何個か上げてみます。

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1.超大型犬

埼玉に住んでいた頃、近所にアイリッシュウルフハウンドという超大型犬を飼っている人がいた。知る限りいつも夜中に散歩していて、一目見たくて、可能であれば撫でてみたいという気持ちがあり、時間を合わせて散歩へ繰り出す。すれ違うたびに視線で好意を伝える。結局勇気が出ず、接触することは叶わず地元へ引っ越した。わたしにコミュニケーション能力があればあの犬を愛でれたかもしれない。後悔している。

2.犬猫祭の由来

犬と猫が同じ空間にいる時『ワンニャンフェスティバル』と呼んでいる。

3.犬を見る

友人といる時、先に犬を見つけた際は「みんな、犬いるよ!!」と伝えるようにしている。犬を見るチャンスを逃してほしくないから。

4.気品

時々いく練習場所に二匹のキャバリアが散歩している。
気品ある顔立ちを見ると、英国王室や上流階級に愛されてきた犬種ということが納得できる。撫でてみたいという気持ちを抑えて、キャバリアのようなパーマを当てた先輩の髪を撫でて我慢している。

5.「ッ」

「イッヌ」という呼び方が受け入れられない。
「イヌ」で完成されているのに、なぜ余計な物を足すのだ。しかしながら、みんな「犬」が好きであることは共通している。愛がゆえの派生。そう考えると呼び名なんて関係ないように思えてきた。ボックもイッヌがスッキ。

6.しろ

かつて共に暮らした犬。
恐らく捨てられて、生まれて2ヶ月位に家の駐車場に迷い込んでいたところを保護した。
白いからという理由で父親が『しろ』と名付けた。なんと単純な、と子供ながらに思った事を覚えている。
当時病院にはマルチーズと何犬かのミックスではないかと言われた。
マルチーズを見るとしろを思い出す。

7.ミラーボール

住んでいる地域では、LEDでキラキラ光る首輪をつけた犬を見かけない。闇夜に輝く首輪がこちらに近づいてくる時の高揚感。あの首輪を見るだけで踊りだしたくなる。キラキラワンチャン、君はミラーボールだ。

8.犬の知らない物語

友人に誘われてプラネタリウムを見に行った。
人の力で星空を作る。浪漫がある。
夜空に煌めく星達は、この世にいるワンちゃんのようだ。地上にも輝いてる子達がいるよ。
あれがチワワ、アキタイヌ、パグ。

9.人生も犬も美しい

今後、犬と会える日々が増える予定だ。
親しい友人と犬がいる場所を巡る約束をしている。まだ伝えていないが、あの場所もこの場所も。犬がわたしの人生を彩ってくれる。
ライフイヌビューティフル

10.変わり者になる

いつか「わたしもかつて犬を飼っていてね〜」を皮切りに飼い主達に話しかける街の変わり者になりたい。
「運動公園に行きなさい。広くて散歩に適しているから」と、周知のことを自慢気に吹聴したい。

11.世界遺産に住む犬

26歳の頃、カンボジアへ6泊7日の一人旅をした。
片桐はいり氏の『わたしのマトカ』というエッセイ内にある『カンボジアの朝日。ヘルシンキの夕暮れ』という作品が旅のきっかけだ。

朝日とアンコールワットを見るという目的は、二日目にして達成された。朝日に照らされるアンコールワットを見た感動は徐々に薄れていき、教養のないわたしは早々に遺跡観光に飽きてしまった。

入場料分を無駄にしたくないという卑しさから遺跡内にいる犬達を探す事にした。

売店で姿勢よく座るする犬、観光客を意に介さず遺跡内で寝入る犬。世界遺産にこんなにも多くの犬が住んでいることに驚いた。現地の方はあるがままを受け入れていた。

中でも三本脚の犬が気になり、後をついて回る。仲間とじゃれ合い、離れ、肩越しに三本脚の犬が追い付くの待ってはまたじゃれ合う。なぜこの犬が三本脚なのか理由はわからないが、活き活きと遊んでいる姿が強く記憶に残っている。

人と犬が適度な距離感で共生する穏やかさ、すぐにカンボジアが好きになった。

街を徘徊していたら野犬四匹に追い回されたけれど。それでもカンボジアと犬を愛している。

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以上、11個(ワンワン)Threadsの切り抜きでした。

始めて思ったのは「noteで書くべきだった」という感想。
しかしながら、思いついたことを気軽に発信できるのが好きです。
少ないではあるものの、褒めていただけたりもしていて、マイペースに楽しくやれてます。

犬に関するエッセイも書いているので、近いうちに投稿したいと考えています。

次回からはまた無職に関する内容になると思われます。
では、また。

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