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葛藤

こんな遅い時間にブログを書くのはいつぶりであろうか、ふと書きたくなったので今日も書く。大学院生の模範になれず、日々葛藤しているのである。何に葛藤しているのかというと、まず論文を読むこと。論文を読むことってとても難しいのは皆さん承知のことであろうと思う。英語になれば、格段に難易度は上がる。けれども、英語に対しての難しさを感じるときは、日本語でもわからないことがほとんどである。つまり、理解していないのである。おそらくどの方向にこの先続いていき、富士山の樹海に入ったような気分になるのである。一度読んだ小説が富士山の樹海にいるシーンから始まるということだけなぜか今思い出した。あの本の名前なんだっけ。話を戻すと、これに対して処理していくのがまず大変である。けれども、読むという作業以外に大変なことがもう一つある。論文を探すという作業である。これまた1年生にとっては困難極まるものである。みんながそうではないと思うが。一つの方法として、参考文献を参照して、探すという手段があるのだが、いまいち理解が進まない。というか、多分やる気がないだけなのだろうけど。じゃあ、あてもなくひたすらランダムに探していくのか?これはとてつもなく非効率なことだと思う。これを解決するには、まず一つ目に理解しないといけないことは、自分の研究したい分野の範囲である。一体どんなパターンがこのトピックにはあり得るのか、それを調べる手段はどんなものがあり得るのかについての全体像を掴むことが大事なのだと思う。これはまだ仮説でしかないのだが、全体像を掴み、細分化していくという作業が疎かになれば、自分が今何をしているのかわからないという状況に陥ってしまう。一体全体自分はこの学問のどの位置にいて、どの分野の研究をしているのか、これが一体どんなことに貢献するのか、どんな発見を目指しているのか(多分これが一番難しいと思う)、果たして自分のやっていることが意味のあることなのか(データを得られるかという意味。世の中に貢献するというのは学問世界では愚問だと聞いたことがある。もちろん役に立つに越したことはないが。)。今まで、色んなことをかいつまんで見てきて、これ案外日常生活に間接的に役に立つぞというのが僕には多くあった。少なくとも僕には。

他にも葛藤していることがある。それは面白いことを探すことである。僕は一度ルーティン化したことを変えるのがとても苦手である。おそらく人間なら誰しもがそうであると思う。楽な方に楽な方に流れるのが、処理にかかるコストが明らかに低いので。これをいかに打破できるのかが楽しい人生を生きるための第一歩であると僕は信じている。けれど、僕の凝り固まった頭を変えるのはなかなか簡単ではない。自分の今まで思ってきた常識を覆すことから始めようか?今まで食わず嫌いしていたものから始めようか、など基本的にググる、知る理解することから始める。(形から入っていくやつです)一度理解すれば、これは面白いと感じることが多いので、それまでじっと我慢して(コーヒー飲みながら)、調べ続けるという作業を行う。時間はかかるが、面白いと思う。趣味を探しているかたにもとてもおすすめの方法だと思う。というか、趣味というのも湧き出てくるものではないので、こうやって能動的に探して、それを行うことに対してストレスがなくなった状態のことを趣味というのではないかと少し硬く表現すれば、そうなるのではないかと思う。

気楽な状態になるところから始めよう。そしてしんどくなったら、少し休もう、人生は長いのだから。けれど、抽象的な状態で終わらないようにしよう。人間って抽象化したところから具体化しないと理解できないことも多々あるので、きちんと具体化してからやめよう(休憩しよう)。

ではではまた!

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