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社員インタビュー<あなたはどうして探究学舎に転職したの?>:平賀俊(がしゅん)

探究学舎では社員一人一人の個性を尊重し合う文化が醸成されています。
さまざまなバックグラウンドを持つメンバーの中で、本日は社員の平賀俊(通称がしゅん)に、ずばり<私が探究学舎に転職した理由>を聞いてみました!

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ー自己紹介と、現在の仕事のポジションや、やっていることを教えてください!

平賀俊です。周りのメンバーや子どもたちには「がしゅん」という愛称で呼ばれています。
今は軽井沢に住んでいて、とても寒いから、もともと朝が弱いのにさらに起きるのが辛いです(笑)

探究学舎はチームやポジションの壁があまりないので、どんな仕事でも基本的には選り好みせずに基本はやっているのでひと言で表すのが難しいですね…。
最近はシステムテクノロジー系の仕事を持つことが増えてきました。あとは、授業配信の「天の声」をやったり、スタッフのアサインを考えたり、オンラインメンターにまつわることをいろいろやっています。

ー一般的にちょっと珍しい働き方ですね。

探究学舎はフラットな組織で、先輩後輩やマネージャーなどのポジションもいないので、基本はメンバーがそれぞれに当事者意識を持って自分自身の役割を考えながら働いています。

ーなるほど。がしゅんさんはそのなかでも選り好みせずに多岐にわたって仕事をしているのはどうしてですか?

僕自身が「これがものすごくやりたい」っていうことがないんです(笑)。なので「すごくやりたくない」ということでなければなんでもやる、というスタンスでいます。
探究学舎は、自分が何かにチャレンジしたいという熱量の高い人が多い会社です。だから僕はどちらかというと、そういうやりたいことのある誰かをサポートをしたいと思っているんですよね。

ーそうなんですね。自分に合った会社での在り方を選べる自由さもあるんですね。とはいっても、がしゅんさんのように仕事を選り好みせずに取り組めるって、なかなかできないことだと思います。

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ーところでがしゅんさんは、探究学舎の前はどんな仕事をしていたんですか?

僕は2020年に中途で入社したのですが、その直前は別の学習塾に半年くらい勤めて、その更に前は新卒でIT企業に勤め、営業職を3年ほど経験しました。
正直ITという分野に特に興味があるわけではなくて、たまたま就活のときにインターンをしていた流れで内定をもらい、そのまま入社しました。

ー探究学舎にはどのように出会ったんですか?

IT企業に勤めていた時の同期に、柿木(探究学舎講師・柿木結允)がいたんです。
当時柿木と話していて、なんか「変な塾」に関わっていると聞いたんです。その話に興味がわいたので、ある時探究スペシャル「戦国英雄編」の見学に行きました。
実はその出会いが、僕にとってすごく衝撃的だったんですよね。

ーええ!どんなところが衝撃的だったんですか?

僕は2日間の探究スペシャルの2日目に見学したんですが、子どもたちが前日の学びをふまえて、段ボールや折り紙などを駆使して、オリジナルの兜や武器を作ってきて発表していたんです。
そんな子どもたちの成果物や発表内容を、MFであるたかおさん(探究学舎講師・木元隆雄)がとにかくほめるんです。それがすごく盛り上がっていて、子どもたちがとても生き生きしていて、その場全体の空気も温かくて。子どもも大人も、それぞれの存在自体を承認するという空気が場全体に溢れていた。
「ああ、こういう体験を僕も子どもの頃に味わいたかったな」と強く思ったんです。

ーそうなんですね。探究学舎で働いてみたいと思ったはそのときですか?

そうです。実際に本職の仕事をしながら、週末に半年くらい探究学舎に関わっていました。その中で徐々に、自分の気持ちが「教育」をやってみたいなと思うようになったんです。
でもすぐには探究学舎を選ばず、いったん別の学習塾に就職しました。

ーそれはどうしてですか?

僕がやりたいことを考えた時に、「教育」というカテゴリーの中でも「『能力開発』ではなく『興味開発』である」ということに確信を持てていなかったからです。

ー「能力開発」と「興味開発」って、どのように違うのでしょう?

「能力開発」はいわゆる学校の勉強、「興味開発」は探究学舎のように興味の種をまく教育を指します。
別の学習塾で勤めた経験が、やっぱり自分のやりたい「教育」は「興味開発」であるという確信に変わりました。

学習塾は学校のテストの点数を上げる、受験に合格するということがどうしても顧客からの評価基準になるんですよね。
一度も机へ向かわなかった子が、1日に5分だけ勉強するようになった、ということだけでもすごい成長だと思うんですけど、それだけでは成績が上がっていないと言って退塾されてしまう。
僕は小さい頃頑張ってもなかなか評価してもらえなくて辛かった経験がありました。
そもそも学校の成績やテストの点数という評価基準ではなく、「その存在自体を受け入れる」、否定ではなく「いいね!」から始まるカルチャーの探究学舎がいいなと思ったんです。
だから「能力開発」の教育より「興味開発」の教育をやっている探究学舎にコミットしていくことを選択しました。

ー探究学舎に入社する具体的なきっかけってどんなことでしたか?

2020年3月のコロナ休校期間に、毎日探究学舎のYouTube無料授業を見ていました。
どうしても探究学舎で働きたくなって、3日くらいで学習塾を辞める話をまとめて、探究学舎に「ここで働きたい」と直談判しにいったら、会社も今後経済的にどういう状況になるかわからないから仕事ないかもよ、と言われたんです。
それでも何か手伝えることはないかと思って潜り込んでいたら、福井さん(探究学舎講師・福井健)が「スタジオ作るから来い!」って仕事を与えてくれて居場所を作ってくれた。
横浜に住んでいたのに、電車移動にコロナ感染の危険性があるからそのまま三鷹の社員寮に雑魚寝することになって、1週間後には新しく作る軽井沢スタジオへ移動するという怒涛の日々だったなぁ。

ーチャンスを前のめりに掴みにいくわけではなく、必要な役割に対して自分自身を変えていく柔軟性が、がしゅんさんの持ち味ですね!

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ーさて、実際に働いてみて探究学舎のどんなところが好きですか?

人が好きです。会社には、この人のために何かをしたい、と思える人がほとんどだから。
基本的には僕のはたらくモチベーションは一緒に働く人にあります。だから、職場には好きな人がたくさんいたらいいな、って思っています。

ーずばり、どんな人が好きなんですか?

人と違うことを、興味を持って面白がれる人。変だから排除するんじゃなくて、そんな人むしろもっと来い(笑)!っていう感じがいいと思っています。

ーがしゅんさんの今後のビジョンとか目標はありますか?

ビジョンや目標は特にないけれど、「階段」っていう在り方のメタファーがあります。
一段上がるとまた新しい視点・解像度で物事を見られるようになっているという階段なんですけど、
心から納得できる状態で、そのとき目の前にあるやりたいことをやっていって、一年に一回くらい自分の階段の位置を振り返ってみたら、気づいたらいつのまにか登っているっていう感じ。そんなふうに生きていけたらいいなと思っています。

ー最後に、探究学舎をひとことであらわすと?

「仕事があそびになる場所」です!


ありがとうございました^^


企画・インタビュー・ライティング:あい
探究学舎広報担当。【価値ある接点の最大化をデザインする広報】を目指し、日々楽しく奮闘中。趣味はドライブと朝活。


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【採用募集開始しました!】インフォメーション&テクノロジー職

「学歴社会から学習履歴社会へ」
探究学舎代表の宝槻泰伸は、このような未来を構想しています。
「学歴社会」は、最終学歴や資格などで「判定」され、既存の形に個人が当てはめられていく、ピラミッド型の社会。
一方、「学習履歴社会」とは、個人個人がアメーバのように存在しているようなイメージの社会。
宝槻は「学習履歴社会」のほうが、多くの子どもの個性が愛でられると信じていると言います。
その理由とは?
ぜひnoteの記事をご覧ください!
https://note.com/tanq_unofficial/n/n2e92b8ba382e


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さて、「学習履歴社会」を構築していくには「学習履歴」を司るシステムが必要になってきます。
そこで、探究学舎は本格的に『インフォメーション&テクノロジー プロダクトチーフ』職の採用に踏み切りました。
「学習履歴社会」の構想にご興味を持たれた方は、ぜひいちど採用ページをご覧ください!
熱量のある方をお待ちしております。
<採用ページ>
https://tanqgakusha.jp/about/recruit/

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探究学舎について詳しくはこちらをご覧ください!

https://tanqgakusha.jp
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pr@tanqgakusha.jp (担当:門脇)



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