フグタ社長業務日誌『右から左へ受け流す』

このシリーズは2007年9月～2008年9月まで1年にわたる、福田康夫総理の「首相動静」を基にしたフィクション（パロディ）です。※巻1は自2007年9月24日～至10月30日。

フグタ社長業務日誌（巻1-11）：10月11日（木）

　今日も朝から夕方まで会議。あちらからもこちらからも、あれこれ言われながら、ひたすら耐える。そんな中、『社長のメルマガ』がスタートした（もちろん秘書に書かせている）。すでにお読みいただいたかもしれないが、今の私、非常に低姿勢に徹している。

・・・皆さんから「棒読み」や「早口で聞きにくい」といったご意見をいただきました。一つ一つの質問に丁寧にお答えしようと一生懸命でしたが、社員の皆さんにご理解いただくことが何よりも大切。今後、できるだけ気をつけて、分かりやすくしていきたいと思います。

・・・「情報を隠す」、「従来の立場に固執する」、そして、「上からの目線」。会社に対する社員の皆さんのもっているイメージが、大変厳しいことを改めて感じさせられました。やはり、こうした当然のことを一つ一つ当然としてやっていくことが、業績を回復するための道であると思います。

　頭を下げて風を避け、腰を低く、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の毎日である。とりあえず　♪右から左へ受け流す〜　♪チャラチャッチャ・チャラッチャー〜　（ムーディ勝山さんのお笑いネタです・秘書注）

　明日12日は、久しぶりに田中元社長のお嬢さんと会う。業界紙の記者さんに感想を聞かれる。
　「うーん、それはまた楽しいですね、ええ。あの、田中さんが社長になるんじゃなかったのかな、わたしがなるよりも。まあ、あした楽しみにしています」
　♪右から左へ受け流す〜　♪チャラチャッチャ・チャラッチャー〜　19時41分、自宅着。

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注：
♪右から来たものを～～左へ受け流す～～　の歌は吉本興業のお笑い芸人ムーディ勝山のネタ。最近再ブレークしているとか。下記のユーチューブでご覧いただけます。
※『フグタ社長業務日誌：右から左へ受け流す』は、ブログ『tanpopost』に2007年10月12日 付けで掲載したものです。