夕日が沈む頃

夕日がカーテンから漏れてくる時

心地よい風が頬をつたうとき

小さい頃のあの日を思い出したりする


それは二度と来ない時間だけれど

毎日の中にそっと足音を忍ばせてくる

それに気がついた時

瞳からキラキラと輝く一筋の光が流れるのだ

母が作る夕飯の香り
友達とはしゃぎ回った公園の風景
丘の上に立った時に知った緑の美しさ

ほら、見てごらん。
今日も夕日が落ちてゆく

tanpoponico

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