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『アイドルは傷つきながら黒い羊の夢を見るか?』


 https://sp.ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar1841171

↑ こちらの記事を読んで改めて48と46について感じていることを簡単にまとめてみました。

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いわゆる地下アイドルっぽくない個性溢れる女の子たちが、制服を着崩したようなテイストのかわいい衣装を身につけて、集団で歌い踊る。一方で、運営から仕掛けられる様々な試練に歯を食いしばって立ち向かう。
そのギャップによってAKB48は社会現象となった。

しかし48がグループ化し、そのプラットフォームが巨大化しすぎて一人ひとりのメンバーが頭角をあらわす事が非常に困難となってしまった。結果起こった事は、握手会や動画配信をはじめとしたオタとの過剰接触。
この「正解のコモディティ化」が48をただの地下アイドルに退化させ、国民的アイドルの座を46に譲ることになった。

かつてのAKB48にあったのが「商業高校」っぽさだとしたら、乃木坂46は「良家の子女が通うミッション系の女子高」、欅坂46は「校則が厳しい地方の進学校」っぽさ。
乃木坂はAKBのカウンターとして花開いたが、それ自体は社会現象にはなり得ないスタイル。逆に欅坂は社会現象にするためだけに作られたように感じられる。

社会現象化するために「平手友梨奈とリトルピープルたち」として売り出された欅坂46の内部で起こっているゴタゴタは外部からはうかがい知れないが、多くの脱退者や休業者を生んでしまっている状況はあまり健全には見えない。

社会の意識を歌うミューズとして、「少女たちは傷つきながら夢を見る」世界観だけがAKBから欅坂に受け継がれているのだろうか?


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追記 : 48 - 劇場 - 選抜総選挙 = 46 

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