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キャリアコンサルタントの働き方、これから。

1・カウンセリング技術で、クライアントの意思決定にができるよう支援をする。
2・講師業で研修を出講する。
3・企業の人事部としてキャリア形成支援の組織的な枠組みをつくる。
4・企業に出向いて、企業内の両立支援等の枠組みをつくる… など。

 今までは普通に(キャリアコンサルタント養成カリキュラムを母体として)キャリアコンサルタントとしての価値提供をしてきましたが、これからは価値提供の形が変わりますね。全ての方々が柔軟に変化をしなければならなくなったことから、キャリアコンサルタントも、柔軟な変化を積み上げる必要がでてきました。
 先日、有志達とディスカッションをしたので、覚書として残します。

1について
クライアントの意思決定を「今」決めるのか「先延ばし」で判断するのか、メリット・デメリット・不測の事態で後悔しないための準備が果たしてよいのか。先延ばしにすることで新たな価値が生まれた場合の判断基準は何なのか。
→キャリアアンカーに優先順位をつけることで、大きな自分の軸が作れる。

2について
・ZOOM研修の枠組み(事前設定・事前資料・当日の段取りとタイムスケジュール、サポートメンバー育成等)、集合研修の枠組み(グループ編成、場所設定、時間配分等、道具・ツール等の物資確認)など、先方での準備にかかるコスト(時間と費用)を最小限にする。
・効率の良い運営ができる反面、感情を大切にした対応を心がける
・ファシリテーション力を高める必要がある
・トイレ休憩に15分は必要。
・研修中はこまめにストレッチを入れる。特に、腰・肩・背中・ふくらはぎ・足首を固めないようにストレッチをする。

<社員研修の場合>
・リモートワークメンタルヘルスの研修が必要になる。孤独感防止のために、どのような価値提供ができるか。社員間コミュニケーションか、リモートを行う環境か
・グループワークの運営を視野に入れてカリキュラムを作成する
感染・衛生教育必須
<学生の就職支援>
・採用面接にともなうグループ面接が、企業側で求められる場合の事前学習の提供について学生さんに何を提供できるか就職支援室のメンバーとディスカッションする
・画面に映る自分の姿で清潔感を感じてもらえるか、ノンバーバル視点を更に意識してもらえるようにする

3について
・採用マネジメントがwithコロナ。最終面談もオンライン化。他はアセスメントでフォローするも、万全の準備で対面を試みたい経営層が多い。いかにアセスメントを活用するかは人事の技。
・インターンシップを在宅でオンライン実施できるよう準備。インターンシッププログラムの見直し。
・人事担当者は新しい社員育成スタイルを創る必要がでてきた。従来のものをカスタマイズできないこともある → 助成金を活用
・制服等の服装の新基準が必要か否か(リモート就業中の服装や髪型等)
・就業規則の見直し(在宅勤務/会社勤務)
・zoom打ち合わせ時の壁紙の統一感(企業イメージの保持)
・「リモート勤務でも影響を受けない業務」と「影響を受ける業務」を分担仕分けする → 各部門別-課別-グループ別-個人別
 ※個人仕分けが各人で誤差が無いように標準化を進める
・より声掛けを増やす。チャット、メールなどの利用が効果的か否か?(コミュニケーションの在り方が変化、トイレ、洗面所、社員食堂などの何気ない挨拶がなくなり簡素化。把握しやすい面と、しにくい面がある)
・メンタルヘルス対策

4について
・就業規則の見直しが追いつかない企業へのサポート
・キャリア形成助成金の効果的な活用推進
・両立支援の推進とルール作り
・セルフキャリアドックの面接zoom化(サイン等のルール作り)
・働き方・休み方改善コンサルの推進 → 労働局との連動


見える化ができるように、今後も追記します。

追記 2020.6.14






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