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テレコミュート(またの名を在宅勤務)

テレワーク?在宅勤務?にわかに広まっていますが、みなさんツールを持っているのかしら?自宅でメールしてるだけで仕事が終わるって、勘違いしてません?

二つまたは複数の拠点にまたがってチームが存在していて、テレコンやビデオカンファレンス、そして時差調整などしながら働いてきたわたしだって、組織に所属しての在宅勤務と、自分で請け負ってしている仕事を自宅とか、シェアオフィスとか、サードプレイスとか、どこでも物理的な場所はいいのだけど、成果物を出す仕事の仕方にまだまだ慣れていないし、どうやったら生産性も高くよい成果物を出せるか、試行錯誤なのに。

対面での会議のメリットや、テレコンでやるときの注意点とか、あと、テクニカルな設定の為にあれこれ消耗する時間のコストとか。急にやりましょう、って言っても、なかなか仕事のやり方そのものがテレコミュート仕様に変っていなければ、中身が伴わないよ。

人材確保の視点から15年位前に全世界展開したときに、わたしは上海にいたのだけど、在宅勤務って体のよい有給休暇だった。水道管設置の業者さんがくるので、家に居なくてはならないから、テレコミュートしていい?子どもが熱を出したから、テレコミュートしていい?今日は体調が悪いのでテレコミュートしていい?バスに乗り遅れたからテレコミュートしていい?もうなんでもあり。仕事なんてしてないもん。こどもが家にいたら、仕事にならんわ。こどもでも、仕事に差しさわりのないような行動をする子もいるし、でもうちのなんて、ずーと、かーちゃんかーちゃんかーちゃんかーちゃんで、家にいたら仕事なんて絶対にできなかった。仕事の事を考えているだけで、100パーセント阻止しにきたよ、ヤツは。まあ、人それぞれだけど。

そうです。よゆーのある会社のぜいたく品だったかも。でも、このテレコミュートしていい?ってやつは、拠点をまたがってとか、時差のある人との協業とか、たくさんの産物も生み出してくれた。そして、顔をみてあうんの呼吸で決めごとが生まれるかわりに、率直でポイントにはまった議論を出来るだけ簡潔にすることで、仕事がどんどんはかどるという面ももたらした。

管理職は、職場にいる人の管理から、成果物の管理に移行し、離れているところにいる人を認め、任せ、方向を合わせていくことを覚えていった。異なる意見を促すのも、発言するタイミングも、テレコンって難しいんだよ。

資料の管理が紙ベースだと、なかなか難しいよ、在宅勤務。クラウド活用して、資料共有して、オンラインで訂正かけられて、ログとれて、チャットして、すぐにボイスやビデオつないで。そういうやり方、いいよ。

中学生は朝からゲーム。昼ごはんはこんなもの喰いたくねえ。カネよこせ、かあちゃん家にいるとうぜえ。朝ごはんつくって、弁当作って、洗濯して干して取り入れて(手伝ってよ、って言っても即やれる思春期の子もいないだろう)、仕事して集中してると腹減ったって騒いで、ゲームしてるのが気になってイライラして。どうしよ。最後は愚痴になってしまいました(笑)やっぱり仕事はあきらめて、60%の休業補償を貰うのか。でもそうすると多分、お稽古事の月謝が払えなくなったりするんだろうな。また違う月にたくさん仕事を貰えるなら、均したらオッケーかな。なんてね。


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