十六夜
久しぶりに短歌を作ってみたくなりました。
もしよろしければおつきあいください。
薄雲を纏う十六夜柔らかく光り微笑み我を見降ろす
柔き雲たなびく空に浮かぶ月透ける光に心惹かれて
雲消えて月輝いて光輪が夜空彩る風清かなり
虫の声響く十六夜静かなり月に届くはどの声なのか
これからの身を引き締めてゆく月の始まり祝う優しき音色
浮かぶ影けれどもそっとそれを消し心を固く閉じよ十六夜
聴きなれた音楽止めて見惚れるは十六夜の月美しき月
どうしても開いてしまう音楽のアプリをそっと閉じる十六夜
判断がつかないことが多すぎて呆然とする十六夜の我
疲れ果て月に救いを求めても何も答えずただ光るだけ
待宵の月は一昨日消えたれど心揺れ待つほんとの自分
身を捧ぐ人たち見つつ月に問うほんとにそれはいいことなのか?
大切なものはいつでもここにあるきれいな心夜空のような
心だけ自由に飛べる本当に大切な場所夢の中だけ
哀しみを流す小川は澄んでいてもうすぐ凍るかもしれなくて
嘘ばかりざわざわしてる雑踏に踏み出す勇気出せない私
言葉だけきれいに並ぶショーケース見る価値あるの?わからなくって
サラサラの素直な愛はもう無理か?薄水色の朝空の愛
父は言う傷だらけなら休めよと母は蹴り出す出て行けお前
本当の愛情なんてわからない両極端の二人は夫婦
月の元想う昔のことなんて今は幻今はないもの
愛はただ光のようなものだよと言えるあなたはしあわせなのね
何もかもその時だけの現実で私は一人それも現実
新しい道見えなくて十六夜は静かに更けてゆく浅い秋
なんだか勢いがついてこんな感じになりました。
久しぶりだったので、最初は無意識に俳句を書いてしまっていました。
いかがでしたでしょうか?
月がきれいです。
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ありがとうございます。
嬉しいです。
みなさまにもいいことがたくさんたくさんありますように。