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花水理夫さんについて

和紅茶トップ産地への道は、美味しさ「だけ」では挑めない

美味しい和紅茶をもっと日常にしたい。茨城を和紅茶のトップ産地にしたい。そんな夢を抱きながら和紅茶を作り続けるのは、茶師・花水理夫さん。

自社オリジナルの和紅茶「SASHIMA CRAFT TEA」の栽培から製造はもちろん、販売、営業、淹れ方の指導、茶cafe&shop chabacoの運営、そしてなんとパッケージデザインまでも担当しています。

和紅茶を美味しく作るのは当然のこと。そのうえで、小売りや卸しなどでたくさんの方に届けることで、和紅茶はやっと日常になっていく。和紅茶を「身近なもの」にしていくには、品質・生産量・認知度それぞれを高める必要があるのだそう。

だからこそ多忙極まる花水さん。「次の展開に進むためにも、デザイナーや、プロ意識をもって一緒に仕事をできる方と出会いたいですね」とも語ります。

美味しさ「だけ」に留まらない花水さんの和紅茶づくりへの想いを、ぜひお聴きください。

話し手

花水理夫(はなみず・みちお)
さしま茶 長野園 茶園管理責任者、茶師

東京都生まれ。海外に興味を持ち、ファイナンス会社、商社、輸入会社にて英語を活かした仕事に就く。しかし会社勤めの危機感を感じ、妻の実家「さしま茶 長野園」を継業。
継業後は、仲間とともに和紅茶づくりを研究。2019年開催の、紅茶専門のテイスターが国産紅茶を審査する「プレミアムティコンテスト」では、長野園の紅茶3点が入賞。

茶樹の栽培、製造はもちろん、販売やイベントでのPR、淹れ方の指導にも力を入れている。美味しい和紅茶を気軽に楽しめる「茶cafe&shop chabaco」も運営中。今後は和紅茶のコンサルティングも視野に入れる。現在販売している和紅茶「SASHIMA CRAFT TEA」のパッケージデザインも担当。2023年には、新たに建設した紅茶専用の製造工場が稼働開始予定。

さしま茶 長野園 https://www.naganoen.com/
通販サイト https://chabaco.com/
茶cafe&shop chabaco https://www.naganoen.com/shop

聴き手

佐野匠(さの・たくみ)/WHITE SHIRT
編集・ライター・フォトグラファー

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