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book report ① 投資家みたいに生きろ 著:藤野英人 出版:ダイヤモンド社

今回紹介する書籍はレオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役社長・最高投資責任者(CIO)の藤野英人さんが著者の「投資家みたいに生きろ」です。
現在noteでもコラボされているで、ご存じの方も多いかと思います。

1.本書との出会い

私が最初藤野さんに興味を持ったきっかけはつみたてNISAです。
つみたてNISAの銘柄に「ひふみ投信」という投資信託があり、それを運用しているのがレオス・キャピタルワークスです。ひふみ投信の特徴はベンチマークを持たず一貫して国内成長企業への投資を行っていることです。大企業に投資をする国内投資信託が多いなかで、自分たちの信条をもって運用し、成果を出していることに興味を引かれたのです。

(TOPIXなどベンチマーク指標で運用する投資信託の銘柄は、そのベンチマークに連動する運用を目指すので、指標を構成する大手企業への投資が多くなります。)

それでは次項から少しだけ内容の紹介です。私が個人的にいいなぁと思ったことをピックアップしています。

2.ざっくり要約すると

本書のターゲットはサラリーマンなど本業を持つです。人生100年時代が騒がれる昨今において、本業を続けながら長期的に成長していき、必要以上にお金の不安に囚われず生きていく方法を、投資家の目線から分かりやすく説明、提案しています。
藤野さんの実体験を織り混ぜながら書かれているので大変興味深く読める一冊だと思います。

3.好き嫌いで判断しても良い

多くの人は4つの決断の軸を持っているそうです。「損得」「善悪」「美醜」「好き嫌い」の4つです。

私は損得感情で判断することが多い気がしますが、確かに自分の感情を裏切って後悔することや、失敗することもしばしばです。全てが好き嫌いで判断していいとは全く思いませんが、最終判断の二択で選ぶときや瞬間的に選択するときなど、その判断基準があって然るべきだと思います。

好き嫌いは個性です。好き嫌いの判断で選んだものの成功体験は個性を伸ばすことにも繋がると感じます。

4.発信することの有効性

発信することはローリスク・ハイリターンである。

これは私も凄く共感しました。
現代は言ったもの勝ちという要素が強い気がします。また発信している人にモノ・カネ・ヒトが集まっています。
何かをしたい!ということを色んなところで発信すると、その中から協力してくれる人、興味がある人が現れる可能性があり、そこから多くのリターンがあるのです。

まわりをみると熱意を持ってる人に、周囲はついていってるように感じますよね。かくいう私もそうです。

5.幹事という情報のハブの効果

「情報のハブ」になれ。
会を主催する側に立ちましょう。


情報は常に中心にいる人に集まってきます。企業でもそうですよね、プロジェクトの中心メンバーに情報は集まります。
ただ飲み会や交流会の幹事は店選びなど本当に面倒です。職場のものなんて特にそうです。私は嫌いです。

ただそれ以上に参加者全員との連絡をとる上での近況報告、おすすめのお店などの情報など、会が始まる前から色々な情報が集まると言います。
また、会で息があった人と連絡を取り合うときも気軽にまた話しましょうと、アプローチすることができ、そこから人間関係を広めることが可能です。

6.おわりに

以上、いくつかピックアップして本書の紹介をしました。一つ一つのテーマが長期的に成長してくためにどうすればいいか、ということにフォーカスしており、自分に合うテーマが見つかると思います。

最後に「10億円もらえるとしたら何をしますか?」

少し考えてみて下さい。
その答えに本音が隠されているかもしれません。
詳しくは是非本書で。

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