そんなことを考えていたら,教師を目指して通信大学に入学した知り合いを思い出しました。通信大学の学習で一緒に情報共有しあった仲間。その子は元CAだったのです。「これは参考になる情報が聞けるかもしれない!」と思わずメール。きっと現実的な大変さも,CAの魅力も教えてくれそう!
ひさしぶりの連絡だったので返信がくるか心配だったのですが,自分の経験が子どもに役に立つのはうれしいものなのでしょう。翌日には長文で下記のメールが届きました。このメールをそのまま印刷して朝に渡すと,放課後には「私,CAを目指すのはやめた!趣味で海外旅行できれば十分満足!連絡くれてとってもうれしい!!」というリアクション。異業種経験を持つ友達がいてホントに良かったなと思うボク。
あわせて,「いろんな進路を目指すクラスの子たちに対して,ボク自身の言葉ですべて対応をしなくてもいいんだ!経験豊富な他の人を紹介したり,言葉や情報を伝えるだけでもいいんだ」とホっとしたのでした。
- こんな長文,ありがたいですね。このイチカワさんとは滅多にメールをしていません。たまにするやりとりだって,ほんの数行程度(汗)。でも,さっきも書いた通り「子どもの進路の役に立てれば」という想いがこんなたくさんの文字に表れているんじゃないかな。だから,目の前の高校生相手に悩むことがあったら,経験豊富な周りの人にどんどん相談すればいいんだ!(きっとその人も喜ぶ!)と思えるできごとでした。
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そうして,進路に関して周りの「人」や「言葉」に助けられ,頼りにしているボク。「進路指導」に悩みつつも,ひとりじゃないおかげで,悩みすぎず,どちらかというとたのしくやれているのでした。
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