きょーどーしんけんて、誰のため?
モラハラDV父と母が離婚した際、とても揉めたそうだ。
母は私たち子どもとシェルターに駆け込み、私たち子どもを児童相談所に預けて、住むところや仕事を見つけてから迎えに来てくれた。
平和だと思っていたある日、母は学校に電話をした。「子どもたちに大切な話をしたいので、お休みします」と。
カーテンを開ける余裕もなかったのだろう。朝なのに少し暗い部屋で、母は私たち子どもと向き合って話し始めた。
「あなたたちのことを連れていこうとする人が現れるかもしれない。お父さんかもしれないしおば