見出し画像

アゼルバイジャン4日目&ジョージア1日目

この日は天気も良く、空気もキレイで、清々しい朝を迎え、出発の準備をしました。
オーナーさんはどうやら起きていないみたいなので、起こすのもあれなので挨拶せずに出発する予定でした。
#朝8時

外の扉が映画で見るような、横に鉄の棒を差し込むタイプのロックがされてて
#伝わります ?笑
開けて良いのか、開けた後その鉄の棒はどこに置けば良いのかわからなかったので、オーナーさんを起こすことに。
#ごめんよ


「そのままそこに置いていおいて〜、気をつけてね〜」とのことだったので、自力で外して外に出ました。

バスターミナルに着くと、国境手前の街”バラカン”行きのバスが停まっていたので、運転手に確認して乗車。
座った瞬間に、中国人っぽい人に話しかけられる(笑)

「ばほうたpのばううううあおつ」
「中国語話せないです(苦笑)」
「あぁ、ごめんごめん、俺もカナダ出身なんだけど、中国人っぽかったから。お主はどこまで行く?ジョージア?」
「ジョージアまで行く予定っす」
「おぉ!じゃあちょうど良かった!5人集まったら国境まで行ってくれるって運転手が言ってて、君がきて5人になったよ!」
「おぉ!じゃあ俺に感謝ですね(笑)」
「ははははは」

という中華系カナダ人のおっちゃんの交渉のおかげで、直通で国境まで行けることに。
#ラッキー

バスは立って乗る人もいるほど超満員。
席の幅と奥行きはLCCの半分くらい。
国境までは2.5時間かかったのでめっちゃ辛かった。
#隣に太っちょが来なくてよかった


国境に到着して、
カナダ人:1
日本人:1
韓国人:1
中国人:3
という座組でイミグレーションへ。


出国は問題なくみんなスルー。
入国の際に、中国人以外の3人がサクッと入国したので、タクシー乗り場へ。
ほとんど国境を抜ける人が少ないのか、入国後待っているタクシーは4台くらい。その他、両替所と商店が一つあるくらい。

カナダ人のおっちゃんは今まで70カ国ほど旅をしているらしく、
「ここからのタクシーは1台5ラリで行けるはずだ。任せて!」とベテラン感が半端ない。


タクシーの運転手たちは結託しているらしく、最初から1台10ラリ(¥550)の提示をしてきて、ビタ一文値切りはしない雰囲気。
僕がネットで見た情報によると、最初は20ラリの提示で来て、8ラリで乗ったみたいな人がいたので、最初から10ラリというのはまぁ悪くないかなぁと。
#一人当たり3ラリ

しかし、カナダ人のおっちゃんは
「ダメだ、10ラリでは絶対に乗らない、ダメなら歩いていく」
とこっちもビタ一文負けない(笑)


国境からバスターミナルまでは約3kmくらいで、歩くと45分くらい。
結局、韓国人のおっちゃんは後からくる中国人たちを待って4人でタクシーに乗る。俺とカナダ人のおっちゃんは歩いて行く、ということになりました。


おっちゃんはトロントに住んでいるとのことなので、カナダの情報色々聞きたいなぁと思って徒歩を選んだけど、このおっちゃんは自分の話したいことしか話さず、俺の質問にはポッと答えてすぐ話を変えるという(笑)
#タクシー乗ればよかった


25分ほど歩いたところで、タクシーが停まったので見てみると韓国人のおっちゃんが一人で乗っていて
「中国人達はVISAの問題なのか、全然出てこないからタクシー乗っちゃったよ。一人あたり5ラリでいい?」
とのこと。

カナダ「お前は何ラリ払ったんだ?」
韓「10ラリだよ。もうそれ以外選択肢がなかったんだ」
カナダ「じゃあ、お前に払えばいいんだな、OK」

という会話がサラッとあり乗車。
ちなみにタクシー運転手はさっき揉めた運転手(笑)


到着して降りると運転手が
「一人5ラリよこせよ」と。

カナダ「いや、俺はお前(韓国人)に2.5ラリ渡せばいいんだよな?」
韓「一人5ラリやで」
カナダ「は?1台あたり10ラリなのに、なんで値上がりしてるん?どういうことやねん!」

とカナダ人のおっちゃん激おこプンプン。
#久しぶりに使った


僕はさらっと5ラリを韓国人のおっちゃんに渡す(笑)
そしたら後ろからバスの運転手みたいな人が来て
バス「お前ら乗るなら早くしろ!出発時間なんだよ!」
カナダ「乗れって言うてるけど、どこ行きのバスやねん!トビリシか?」
バス「たほばうkほのうがおゆd」
カナダ「は?どこ行きか聞いてんねん!」
バス「お前こっちこい!(腕を掴まれる)」

”行き先:トビリシ”

カナダ「あぁ、トビリシね。OKOK」

韓「今回はおれのミスだからおれが払うよ〜。ごめんごめん」
カナダ「は?なんでお前が払うん?このタクシー運転手がおかしいだけやろ!」
バス「お前ら早く乗れ!」


・お金をぼったくるタクシー運転手
・ボッタクリの交渉に応じてしまった韓国人
・ボッタクリは絶対に許さないプロ旅人の中華系カナダ人
・出発時刻を過ぎているため早くバスに乗ってほしいバス運転手
・全てを静観している僕

というメチャクチャ修羅場な状況を終え、バスに乗車(笑)
#韓国人のおっちゃんはこの街でバイバイ


その後、バスの中でカナダ人のおっちゃんから愚痴を聞かされる僕(笑)
「そもそも、出発地点では10ラリだったし、俺らに関しては半分地点まで歩いているわけだから、絶対に5ラリも支払う必要はない!俺はボッタクリは絶対に許さないポリシーなんだ!」
「まぁまぁ、過ぎたことなんで、ね」
と何故か20歳以上年上のおっちゃんをなだめる僕(笑)
#たぶん50代だろう

そんなこんながあり、無事首都のトビリシに到着。
カナダ人のおっちゃんとお別れをして、ホステル着。
隣のベッドに1歳年下の日本人がいて、意気投合。
#以後とりさん


とりさんもアゼルバイジャンのシェキから国境を越えてきたらしい。
同じルートの人いるんやな〜と思いつつ、一緒に夕食を食べにレストランへ。
ジョージアは8000年前からワインを作っているほど、ワインが有名で入ったレストランのワインも1杯¥230程度。
#安い

旅の話を共有しつつ(ほぼ同じルートで来てた)ジョージア料理を食べて帰宅。
「明日ワイナリーに行って、ジョージアワインの飲み比べをしようと思ってるんすよ〜」ということで、同行させてもらうことに。


帰ると同じ部屋にまた同じ年くらいの日本人がいて一緒にワイナリーに行くことに(笑)
#どんだけ日本人多いねん



久しぶりに楽しくお酒が飲めた日でした(笑)
では今日はこの辺で!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?