東大生が教える英語勉強術の全て

はじめに

「英語ってどうすれば良い点数取れますか?」

自分が大学に入り、家庭教師を始めてから何十回も聞いた質問だ。
その度にあらゆる方法を考え、質問に答えてきた。
だが、ある時その答えには共通する部分が多くあることに気づいた。

そこで、一度自分の中学、高校、大学、約9年間の英語学習、そして家庭教師として教えた3年間の集大成として一度体系立てた最高の英語学習法をまとめることにした。

案外筆が進み、次の生徒さんにはこのnoteを読んでもらえば自分要らないんじゃないかと思えるほどの出来になった。(13000字越え)
もしお時間があれば、続きもぜひ見てほしい。

英語ってどうすればできるようになるのか

英語に才能は必要ない、少なくとも大学受験を突破するには間違いなく必要ない。それは実体験としても、教えた生徒を見てもそう思う。
英語で点数を取るのに必要なのは、知識と訓練の2つだけだ。

知識は、単語、熟語、構文といった基礎だ。
これらを知らないと英文が読めないのはおそらく全受験生が理解している。
「I play the guitar」でguitarを知らなけらば、読むのはほぼ不可能である。

一方訓練とは、長文読解、精読、英作文、リスニングなどで実際に知識を実践する練習だ。
これがないと、知識を頭に入れても、入試問題を解ききることはできない。
分かると出来るは違う」とはまさにその通りで、多くの人にとって難しい部分かもしれない。

知識と訓練どっちが大事なのか

これはどちらも大事だ。知識がなくては実践できないし、訓練していなければ点数に結び付かない。
しかし、どちらで差がつくかと言われれば圧倒的に訓練の方だ。
知識は同じ単語を覚えれば、そこまで大きな差はない。
だが、訓練は練度に差が大きく出る上に、点数に直接結びつくため、点数に差がついてしまう。

問題の傾向から考えても分かりやすい。出題も訓練を重視する傾向にあるということだ。出題者も知識だけある人を取りたくない。むしろ基礎は最低限あり、知識をしっかり活用できる人を大学に迎え入れたいだろう。

だが、この点数に差をつける訓練において、大きな問題がある。
それは、多くの受験生が効率的な訓練の仕方を知らないのだ。
塾や学校で良い先生に巡り合わない限り、どうも教えてもらえないらしい。非常に残念だが、訓練の仕方を知らないため非効率な勉強法を続けてしまっているのが現状だ。

そこで今回このnoteでは知識だけでなく、長文読解、精読、英作文、リスニングにおける訓練方法をこれでもかと詰め込んだ。
これにより、塾や家庭教師から授業を受けていなくとも、最高峰の勉強法を獲得できる。

また、自分の今の上達状況とマッチできるように、段階的に訓練方法を記載した。これで、すでに受験勉強を進めている人でもすぐに適応できるだろう。

1万文字を越える長さだが、自分に必要な部分を取り出し効果的に使えるよう気を配った。

もしよろしければ、このnoteで志望校合格を勝ち取って欲しい。


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