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休日だと喜ぶ人たち

どうも谷智栄(たに ともひろ)です。
2年前に職人をやめて、事業を回す為に営業活動に専念するようになり人生観が大きく変わりました。
それは、自由と共に手に入れた不自由です。
いままでは、やる事が決まっている中で日々生活してきましたが、いざ自分の力で事業をやろうとすると何が正解なのか全くわからなくなります。
手当たり次第に営業しても成果につながらず、勢いがあるからといって仕事が入ってくるわけでもありません。
ヘコヘコしてもダメだし、テキパキ説明しても受注につながらない。
途方にくれていたある日、下請け時代の社長から聞いた言葉を思い出しました。
「谷、仕事がない時に足掻いてもしょうがないんや。」
仕事がないから足掻いていたけど、その必死さが営業先にバレていて、変なプレッシャーを与えていた事に気づきました。
それからはなるべく相手のペースに合わせて話を聞くようにしたり、自分が求める事を伝えるのではなく、相手にとっていい情報を話せるようになってきました。
営業は自分をわかってもらおうとするのではなく、相手に心を開いて本気で寄り添う気持ちが大切なのだと、社長から学び実践できている・・・ハズです。
自分で考え学ぶ事で、最近は休日の感覚がわからなくなってきました。
土日祝日も相手が対応を求めてきたらもちろん答えるし、気分がのらないからやめておくなんて事もなくなりました。
だからといって休日を奪われている感覚はなく、自分で決めた事だから納得して行動しています。
なかなか結果には繋がらないですが、それもまた未熟な部分であり、成長を楽しんでいます。
つまり、自由を掴み取るには、不自由な現実と自分の不甲斐なさを受け入れるところからはじまる、という事なんだと思う今日この頃。

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