若者を利用する大人の存在

今からする話は、後半がすごく曖昧で抽象的で、ぼやかして書いている。
ステークホルダーがある話なのだ。詳細が書けない。
だが、それでも書いておきたいと思って、今パソコンの前にいる。

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僕が主催しているSomewalkという団体は、概ね人つなぎの団体であり、
まあ平たくいえば友達と友達をつなげて、起こる変化を楽しもう、みたいな団体である。

で、うちと仲良くしてもらっている団体の一つに
「一般社団法人COAs」という団体がある。
彼らは学生が立ちあげている団体で、懇意にしてもらっているのだが、
COAsが先日出した「COAsビジョン2024」という運営指針に、下記のような文言があった。

本日2024年5月3日、一般社団法人COAsは、今後の活動および事業の方針となる『COAsビジョン2024』を発表いたします。

私たちは、2021年に若者を中心とした団体として創設して以来、応援してくださる多くの大人の方々にご協力いただける、恵まれた環境で活動してきました。その経験は、私たち若者に社会の温かさを実感させるとともに、活動のモチベーションとなる自信へと繋がってきました。

ただ、同時にこの間、若者を中心とした活動だからこそ、強く危機感を抱いている社会の問題があります。

それは、「若者を利用する大人の存在」です。

具体的には、マルチ商法など明らかに不届きな手法から、あたかも若者が自ら意思決定をしたかのように思いこませて、自身のビジネスに巻き込み、利用し尽くし、最終的に見捨てるといったような、複雑な手法のものまで多様にあります。

実際に私たちが利用されてしまった経験があるわけではないものの、活動をともにする団体やよく知る活動的な学生が巻き込まれている事例が多数あることに、私たちは強い危機感を覚えています。

そのため弊団体は、COAsビジョン2024において、若者と大人がパートナーとして対等で適切であると言える関係性を定めることといたしました。そして、活動および事業において、多世代が協同していく未来を歩んでいく所存です。

COAsビジョン2024 
https://coas.or.jp/?p=1228

僕は、はじめこの文言を見た時、
「何言ってんだこいつら?」という感想を持った。

だって「若者を利用する大人の存在」ですよ。
まーそら昔からそういう考えをする人もいるでしょうけど、
こんな警戒するほどなのか?

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…ところがね。
いたんですよ。

ビックリした。

ここからは、何があったか、詳細が書けない。
ステークホルダーがいる話なので、将来的なこともある。

でも、事実。
いた。
いたんだよ。

すごくがっかりした。

若い連中を、数字とか、自分の業績に使おうとしているやつが、
結構近くにいた。

これは大変なことだと思うよ。

こんなの、若い連中はすぐに見抜く。
おじさんたちが目先の利益に目がくらんで、自分たちで、チャンスをつぶしに行っている。

僕は仲間と、「価値観のすり合わせが必要だ」という話をしていったん落ち着かせたんだけど、
それで済む話なのかな…

他人の価値観を変えることは、本当に難しい。
僕も現職の上司の価値観を変えることを断念して、異動届を出したばかりだ。
説得しても説得しても、どうにもならなかった。

産業医の同意もとれているから、たぶん異動は通るだろう。
(安全配慮義務とか合理的配慮提供義務とか、あるしね。)
でも、そういう問題でない、心の傷というか、わかってもらえないむなしさは、気っと一生残り続けると思う。


済めばいいんだけどね。
どうなんだろう。

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