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オリンピック、もうキラキラだけ感じてたいや!


いよいよオリンピックだ。

家のすぐ近くに首都高が伸びているので、高速の電光掲示板に「東京2020大会特別規制」や「マイカー利用料金上乗せ」の文字が光っているのも見慣れたもの。

一般道にも「東京2020」の桜色看板が設置されているし、近くの区民プールは海外選手団の練習会場になっているため8月末まで休館中だ。

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大人になると面白さも楽しみも広がっていくけれど、つまらないことも増えていく。

社会経験を積んだり、仕事を通して世の中の仕組みを知っていくうちに、それまで知らなかった物事の側面に触れたりする。

オリンピックもその一つ。

利権の問題や大会名称の取り扱いルールなど見聞きしていくうちに、それが世界規模の巨大ビジネスであることを実感するようになった。

慈善事業じゃないことくらい分かっていたけれど、昔はもっと純粋に楽しんで感動できていたのに。

イベント関係の仕事をしていた友人が「いつか五輪の開会式に携わりたいと思ってた」と言うように、社会に出て歳を重ねるにつれ自分が持っていた希望まで冷めてしまうことがある。

ちょっと違うけど、Web検索。今はその結果にステマかなアフィリかなと疑心暗義になるし、ネット100人の言葉よりファミレスで聞こえてきた誰か1人の意見の方がよっぽど響くこともある。

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今回のオリンピック、あまりに不運で日本は可哀想すぎて困ったものだけれど、たとえ大会背景や状況がどうであれ選手たちの想いは聖域のはず。

それはその昔、オリンピックに抱いていた感動のキラキラ源にちがいない。あさって開幕したら、もうキラキラだけを感じてたいや!

(2021.7.21 wed)

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