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「生徒の集中度」 折れ線グラフで見えるなら評価しない事は難しい

 生徒の責任にせず、自身の教育へ活かす形で取り組める教員にとっては有用な機器だと思いますが、自身の素晴らしい授業へ集中していない生徒へ、しっかりと集中することを求める教員であれば、教員生徒双方にとってストレスになるだけでよろしくない結果に繋がりそうな気がします。

 また、心の弱い教員にとっては、自分の授業を生徒が全く集中して取り組んでいないことが分かってしまうので、生徒よりも教員側の負担が増すのではないでしょうか。

 一番気になる点は、「優秀な集中度を持った生徒」という存在がいた場合、数値化することで簡単に見つけることが出来るため、いくら生徒の評価には使わないといっても、足が速い子と同じで「集中度が優秀ですよ」と折れ線グラフで見えてるわけですから、実用化が普及するようになるのであれば、評価基準に影響が出てしまうことは避けられないように感じます。

 実益と心へ踏み込む技術をどう活用するかは判断に割れやすい部分だと思いますし、教育の現場で導入していく道筋が正しく活用されることを願います。


※この記事ですが、本来共同通信の記事をソースとして貼りたかったものの、見つけられずYahoo!掲載記事をそのままソースに使っています。

2023/6/23 0:57
 法的な問題点や脈拍数による集中度のエビデンスを指摘した山本一郎氏のnoteがあがっていたので補足として貼って起きます。


AIが生成した「生徒が授業に集中しているかどうか判断する機械」



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