1年のフリカエリ

2019年の1年間を振り返ってみました。

実感としては、2歩進んで1.5歩下がるぐらいでしたが、2019年1月からどんな顧客と取引をして、誰にどんな風にお金を払って、今どうなっているかを見てみたところ、こんな感想でした。

1.1年前は顧客は10社もいなかった。でも今は170社近くいる。

2.1年前はコンサルティング業務が中心だった。でも今は自社サービスをメインで提供している。

3.1年前は弊社のサービスを売ってくれる代理店は0だった。でも今は10社以上いる。

4.1年前は今とは違う手法でサービスを提供していた。でも、今はより成果を上げられる手法で提供できている。

5.1年前の取引先は元々知り合いの企業が多かった。でも、今は超大手企業にもサービス提供をできている。

以上がざっくり良かった点の総括です。事業としては進化したし、成長したといえそうです。

逆に悪かった点

1.キャッシュフローは運に助けられている要素が強い。計画性、戦略性が足りない。

2.コストが高い。特に固定人材については、少し高めに出しているが、その分の対価を返してくれた人は3人に1人。

3.軌道に乗せて成長し続ける、という点ではキャッシュフローの面、事業としての環境リスクが排除できていない。

4.収益の安定性はまだ不十分。単発の大きな取引でプラスにできているものの、プラスで積みあがり続ける状態までには至っていない。

以上、悪かった4点でした。

こう考えると、2020年は「やりなおし」の1年なのかな、と思います。2019年は実験的な1年として結果は5勝4敗みたいなところではあります。でもつぶれない事業会社を作るためには、2020年は7勝3敗ぐらいにしたいところです。

そのためには、「環境リスクが少ない事業モデルに変化させる」&「コストを下げるか、1社あたりの利益を増やす」ことが課題です。

さらに最大の課題は戦略的なファイナンスを行うこと、そのために「何を提供していく会社」で「どうなっていくのか」を明確に描きなおす必要があります。

ぶれないビジョンを作ることから2020年は始めたいと思います。

2019年はお金は貯まらなかったけど、信用を貯めることはできました。営業をしなくても代理店さんや、顧客からの紹介で新規受注があり、既存の顧客には9割は取引前と比べて費用対効果を30~50%は改善できています。

信用を蓄積した1年だった、と総括するならいい1年だったと言えますね。

以上です。