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最後までやり切る癖をつけよう @メキシコ


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メキシコでの谷村うどんパーティー&ワークショップの様子。

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メキシコには驚くほど未開の遺跡が数多く眠っています。ボートで1時間近くかけてしかいけない遺跡、ヤシュチラン。大の遺跡ファンではありませんが、こんな隠れた場所にある秘境を自分が見つけてしまったかの様な錯覚に陥り、感動しました。

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マヤ文明は素晴らしい!

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秘境すぎて、このような吠え猿と呼ばれる、独特な鳴き声を出す猿がうようよ居たり。観光客も少なすぎて、遺跡の中に入るとコウモリが飛び交い鳥肌が立つ。

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先住民のマーケット。メキシコには数々の民族が住んでいます。

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メキシコのウォールアートは、芸術であり、文化であり、歴史。

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こんな感じで、ボートで国境を超え、メキシコからグアテマラへ。

最後までやり切る癖をつけよう

近頃、歳のせいか、妙に守りに入ってるというか、諦め癖のような物がついている気がする。決めたゴールまではやり切る癖をつけたいところ。

この前また、ボリビアで死にかけた。

標高6000メートルの山に挑戦できる場所があるということで、割と山登りが好きな私はツアーで挑戦したわけだが、想定外にも標高5000メートルど深夜に猛吹雪に襲われた。使ったこともないアイスアックス(?)とアイゼン(スパイクのような靴)を装着し、横殴りの吹雪の中ほぼ垂直の雪山を登るわけだが、本当に死ぬかと思った。既に3時間ほど極寒、軽い高山病の中登ってきて、あと2時間ほどで山頂だったらしいが、短い登山歴ではあるが初めてガイドに「下山した方がいんじゃない?」と相談を持ちかけた。凍傷やら怪我やらしたら、今後の旅どないするねんと思ったからである。ガイドは頼りなく、全く信用ならなかったので、とりあえず下山することに。結果的に、上り続けた人は頂上まで行けたらしい。

何が言いたいかというと、今回の決断は英断であったとは思うが、少し前までだったら「なんとかなるっしょ!若いし!」という勢いのもと登り続けてたと思う。それはそれで危険なのでおすすめしないのだが、あの吹雪の中で「どうせ上まで行っても吹雪で何も見えないだろうし、4000mだろうが6000mだろうが、なんとなく頂上の景色は想像できるから、もういいや」という、6000mの景色を見たことのもないくせに、年の功からくる(?)達観視みたいなことをしていた自分が、なんとなく気に入らない。(割と自分は粘り強い方だと思っていただけに)なんかこう、攻め切れてない。

全然違うベクトルの例だが、この前噂の(もはや結構前の)邦画「カメラを止めるな!」を見た。だが、特に映画好きではない自分は、飽きて途中で見るのをやめた(笑)ある映画好きの友人にこの話をすると、「その後からが面白いのにー」と言われた。そうだったのか、と思い先日続きを見ると、全く想像もしていなかった展開が諦めた箇所の数分後から始まって、結果的に「これは名作だ」とかぼそりと言っている自分がいた。なんかこう全体的に「もういいや」みたいな癖がついている気がする、そんな30歳・・・

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